スポーツ

福原愛、愛息と1年半ぶり再会で万感のディズニー 元夫の“連れ去り告発”に大反論

シンデレラ城を背景に

アトラクションに乗る福原愛と長男

 この日の東京ディズニーランドは、夏休みだというのに、新型コロナ感染拡大の影響か、はたまた酷暑のせいか、いつもより混雑が目立たなかった。シンデレラ城を背後に、園内を走り回る男児。その後ろを、追いかけるワンピース姿の女性がいた。元卓球選手で五輪メダリストの福原愛(33才)だ。

 追いついた彼女がしっかりと握ったのは、まだ幼い3才の長男の手だった。息子とともに「イッツ・ア・スモールワールド」や「プーさんのハニーハント」「空飛ぶダンボ」などを楽しむ福原。ぐずる息子を軽やかに抱っこしたり、昼食に注文したピザを、ひと口サイズに切り分けて食べさせる。“ワンオペ”の休日だが、満面の笑みを浮かべていた。4才の長女と3才の長男、2人の母である福原だが、この日は、長男と2人きりの休日だったようだ──。

 事の発端は、福原の元夫で台湾の卓球選手・江宏傑(33才)のSNSの投稿だった。7月24日、江はインスタグラムに《昨日の夜から今まで、電話にも出ない、メッセージも返さない、これが子供への優しさと言うのか》などと綴り、不穏な事態が起きていることを示唆していた。江の怒りが向けられていたのは、この投稿の前日に起きた、ある“事件”だ。

 7月23日。福原は、台湾で暮らす子供2人に夏休み期間を利用し、1年半ぶりに再会した。しかし、江はその後、福原が子供を連れたまま連絡が取れなくなったと訴えたのだ。江の投稿への反響はすさまじく、「子連れ失踪」「連れ去り」、さらには、「誘拐」という言葉とともにセンセーショナルに報じられた。

 しかし、事実は異なるようだ。江の投稿の翌日、福原は台湾メディアに対して声明を発表。《江さんは私が家族を連れて日本に行くことを承知している(中略)江さんは、私が家族を連れて日本に帰ることに何の問題もなく、私が訪問する権利があることも知っていました》と、子供を連れ帰ったことは双方の合意があることを主張した。

 そして、「連絡が途絶えた」という点については《私も家族も疲れていたので、そのまま日本に帰り、すぐに無事を報告しました。でも、江さんはマスコミに話して、私のことを非難したのです》と江を批判した。その後、福原が現役時代に師事し、現在も親交が深い卓球コーチの張莉梓氏も、福原を“援護射撃”。

《1年半も子供に会えない母親の気持ちを誰が理解できるでしょうか?(略)父親は、子供が母親と一緒にいて安全であることを充分に知っていながら、失踪について冤罪を作り、嘘をつくことを選択するのです》などと、江を強く非難したのだった。

 福原と江の離婚が成立したのは、昨年7月。このとき福原は長女と長男は共同親権であることを明かしている。今回のトラブルは彼女にとって予期せぬものだったという。

「台湾では共同親権が認められており、福原さんと江さんの間で、基本的な日常生活は台湾ですが、日本でも生活できる一定期間を設けるという約束をしたようです。そして、離婚から1年経った今回の夏休み、ようやく再会できることになったのです」(台湾在住のジャーナリスト)

 お互い合意のはずが、なぜこのような騒動が勃発したのか。

「もともと7月上旬に日本へ連れて来る予定だったそうですが、約束がうまくいかず……。困り果てた福原さんは裁判所に相談し、23日にやっと面会が実現したんです」(福原の知人)

関連キーワード

関連記事

トピックス

二階俊博・元幹事長の三男・伸康氏が不倫していることがわかった(時事通信フォト)
【一問一答】二階俊博・元自民党幹事長は三男・伸康氏と「菜々緒似の美人ママ」との不倫旅行スキャンダルにどう答えたのか
NEWSポストセブン
有村は春子の幼少期を演じた(NHK スクエア)
《オークションサイトに大量出品》有村架純が使用した『あまちゃん』台本が流出、所属事務所は「本人も胸を痛めている」 意外な“出品ルート”も明らかに
NEWSポストセブン
事件が起きてから数日、犯人はまだ捕まっていない(時事通信フォト)
《女子中学生の父親が警察署長情報はデマ》北九州ファストフード店事件をめぐる一連の憶測投稿に当該警察署は「事実ではない」
NEWSポストセブン
不倫旅行を終え、ホテルから出てきた2人
「ホテルというかあれですね…」二階俊博・元自民党幹事長の三男・伸康氏、銀座のバーのママとの不倫旅行スキャンダル 直撃取材に“現在の妻と離婚協議が最終段階”
NEWSポストセブン
1988年、『You're My Only Shinin' Star』で「第30回日本レコード大賞」金賞を受賞した中山美穂
【入浴中に不慮の事故】中山美穂さん、行きつけの焼肉店での”素の表情” 「いつも元気で素敵なまとめ役」だった 母と再婚した義父とも良好な関係
週刊ポスト
前途多難の国民の力代表・韓東勲氏(中央、時事通信フォト)
韓国戒厳令の後始末に奔走した与党「国民の力」韓東勲氏の娘に「MIT不正入学」疑惑 剥いても剥いても疑惑が出てくる“タマネギ男”が追及する泥仕合
週刊ポスト
取材に応じた「釜ヶ崎地域合同労働組合」委員長の稲垣浩氏(筆者撮影)
大阪・西成“あいりん総合センター”建て替えで路上生活者が「強制退去」 抗議活動を行う武闘派労働組合委員長が告白
週刊ポスト
中国発の飲食チェーンである「楊国福マーラータン」のマーラータン(麻辣湯)
〈キモすぎガチで声出た〉虫混入騒動の人気麻辣湯専門店、店員は「虫は野菜に入ってた。洗っているし今はもう大丈夫」実際は乾麺に…運営会社は「調査が終わっていない」と回答
NEWSポストセブン
田村瑠奈容疑者の猟奇的な側面が明らかになってきている
頭部切断事件・田村瑠奈被告(30)は自分の頬に切り込みを入れ…“あちらの世界”の恋人・ジェフの存在と“禍神さまの修行”
NEWSポストセブン
二階俊博・元幹事長の三男・伸康氏が不倫していることがわかった(HP/Instagram)
二階俊博・元自民党幹事長、“後継者”三男・伸康氏の不倫にコメント「知りません」 お相手女性の両親にはすでに“公認の仲”
NEWSポストセブン
北九州市の「マクドナルド322徳力店」で、中学生の男女2人が男に刃物のようなもので刺され、女子中学生が死亡した
《北九州市ファストフード2人死傷》女子中学生(15)は苦しそうにうずくまり…被害者の知人は慟哭「すごく真面目で可愛いくて、家族思いで…それだけはわかってほしい」
NEWSポストセブン
結婚後初めての誕生日を迎えた真美子夫人
大谷翔平、結婚後初の真美子さんのバースデーで「絶景」をプレゼントか 26億円で購入したハワイの別荘は青い海と白い砂浜を堪能できるロケーション
女性セブン