秋篠宮家の長男、悠仁さま(15)が3年7か月ぶりとなる対面の公務に臨んだ。7月31日、東京国際フォーラムで開催された第46回全国高校総合文化祭(総文祭)の開会式に秋篠宮夫妻とともに出席した。
「総文祭は『文化部のインターハイ』と呼ばれるイベントで、悠仁さまは同年代ということもあり、案内役の高校生を質問攻めにするなど積極性を見せていました。チアダンスの女子高生に手を振る一幕もありました」(皇室ジャーナリスト)
皇族としての務めをしっかり果たす一方、プライベートでも一大行事があった。悠仁さまが通う筑波大附属高校(筑附)で夏休みに開催された「蓼科生活」だ。筑附OBが語る。
「1年生の7月下旬に、長野県北佐久郡の蓼科高原で行なわれる合宿です。クラスごとに蓼科高原にある宿で生活し、登山や飯盒炊爨、キャンプファイヤーなど、いわゆる林間学校的イベントが盛りだくさんなのですが、これは筑附生にとって“その後の学校生活を左右する”と言われる天王山。筑附は3年間クラス替えがないので、蓼科生活で級友と距離を縮めないと、その後も浮いてしまうんです」
コロナ禍により2020年と2021年は2年連続で中止となった蓼科生活。例年は3泊4日のなか、今年は2泊3日に短縮して、満を持して開催にこぎ着けたという。
「昼は高原にある女神湖周辺の山道ハイキング、夜は男女ペアになっての肝試しがあり、悠仁さまも女子生徒とペアを組んで大いに盛り上がっていたようです。
2日目は蓼科山を登り、夜はお決まりのキャンプファイヤーです。今年はみんなで火を囲んで、映画『君の名は。』の劇中曲であるRADWIMPSの『スパークル』を熱唱したといいます」(筑附OB)
筑附ではこの合宿でカップルが生まれるケースが多く、「蓼科マジック」と呼ばれているという。
悠仁さまも級友との絆を深めたことだろう。
※週刊ポスト2022年8月19・26日号