芸能

松田聖子、沙也加さんの初盆に“もう1つの遺言”と「新しいお墓」への願い

松田聖子を目撃

松田聖子が夫・A氏とカジュアルなファッションでお出かけ

「お、ねだん以上。」のキャッチコピーを掲げる庶民的な家具店に、7月下旬、意外な人物の姿があった。松田聖子(60才)だ。ネイビーのワンピースにmiu miuのミニバッグを合わせ、スニーカーでドレスダウン。隣に寄り添う夫・A氏も、ネイビーのポロシャツを着用し、傍から見ても仲のよさがうかがえるコーディネートだ。ふたりは人気のない売り場にさしかかると、A氏の手がそっと伸び、聖子もごく自然にその手を握り返すのだった。

 結婚して10年経ついまも、仲睦まじいふたり。この半年はこれまでにも増して、聖子にとってA氏はなくてはならない存在だった。神田沙也加さんが35才の若さでこの世を去ってから7か月が経つ。悲しみが癒えない中、新たな動きがあった。

「7月26日、アパレルブランド『メゾン・ド・フルール』が、沙也加さんがプロデュースしていたラインの“新作”を発表しました。『最終楽章』と銘打たれ、洋服には沙也加さんが選んだ生地が使用されます。生前、手描きで残していた未公開のデザインやコンセプトも多数含まれ、いわば『もう1つの遺言』を知ることができるそうです」(アパレル関係者)

 1つずつ昇華されていく沙也加さんの遺した作品たち。一方で、未解決の問題もある。

「初盆を迎えるというのに、お墓がまだ決まっていないんです」(芸能関係者)

 四十九日法要が営まれたのは、A氏一族の菩提寺だった。

「その菩提寺にお墓を建てて納骨する可能性もありました。ですが、沙也加さんはAさんに対して複雑な感情を抱いていたそうで、聖子さんはかなり悩んでいた。結局、お骨は持ち帰り、いまだ自宅に置いているといいます」(前出・芸能関係者)

 愛娘の墓をめぐり、聖子の苦悩は続いている。

「聖子さんと沙也加さんは、母娘関係がうまくいかず、連絡を取らない時期があった。聖子さんは今度こそ寂しい思いをさせたくないのでしょう。新しい墓を建て、『将来的には、母と私と沙也加、3人でそのお墓に入りたい』と考えているそうです」(前出・芸能関係者)

 6月からは全国ツアーを開催するなど精力的に活動している聖子だが、ふとした瞬間に悲しみが襲ってくることがあるという。

「聖子さんの自宅には、かつて沙也加さんが使っていた部屋もあります。聖子さんはそこでお化粧をしたり、沙也加さんが愛用していた手鏡を使ったりと、生前の娘の存在に触れているそうです」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
公益通報されていた世耕弘成・前党参院幹事長(時事通信フォト)
【スクープ】世耕弘成氏、自らが理事長を務める近畿大学で公益通報されていた 教職員組合が「大学を自身の政治活動に利用、私物化している」と告発
週刊ポスト
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン