▼スクロールで次の画像

「がん探知犬」トレーナーの佐藤悠二さん

「がん探知犬」トレーナーの佐藤悠二さん

賢くて性格も温厚なラブラドールレトリバーが、がん探知犬に適している。探知犬として活躍中のサラ(雌、9才)は、特に優れた嗅覚を持つアイルランドのチャンピオン犬の血統を継いでいる

賢くて性格も温厚なラブラドールレトリバーが、がん探知犬に適している。探知犬として活躍中のサラ(雌、9才)は、特に優れた嗅覚を持つアイルランドのチャンピオン犬の血統を継いでいる

2008年より九州大学との共同研究を開始。マリーン(右)とそのクローン犬のエスパー。右は伊万里有田共立病院の園田英人副院長

2008年より九州大学との共同研究を開始。マリーン(右)とそのクローン犬のエスパー。右は伊万里有田共立病院の園田英人副院長

初代マリーン。水深20mのニオイまで嗅ぎ分けられる驚異的な嗅覚を持つ。特に優秀ながん探知犬で、正解率は100発100中だった(雌、享年13)

初代マリーン。水深20mのニオイまで嗅ぎ分けられる驚異的な嗅覚を持つ。特に優秀ながん探知犬で、正解率は100発100中だった(雌、享年13)

千葉県館山市にあるがん探知犬の訓練所『セント.シュガーガパン』。犬たちが泳ぐプールも完備され、豊かな自然の中でストレスなく、日々訓練に励んでいる

千葉県館山市にあるがん探知犬の訓練所『セント.シュガーガパン』。犬たちが泳ぐプールも完備され、豊かな自然の中でストレスなく、日々訓練に励んでいる

毎日ドッグランで体を動かし、元気いっぱいに走り回る。現在現役で活躍しているのは2~9才のサラ、リナ、リン、マリー、ジャン、ナルの6頭

毎日ドッグランで体を動かし、元気いっぱいに走り回る。現在現役で活躍しているのは2~9才のサラ、リナ、リン、マリー、ジャン、ナルの6頭

エスパー(雌、14才)は、韓国のソウル大学から優秀なマリーンのクローン犬を作りたいと熱望され、マリーンの耳の裏の細胞から誕生。同様に誕生したほかの兄弟犬も韓国でがん探知犬に

エスパー(雌、14才)は、韓国のソウル大学から優秀なマリーンのクローン犬を作りたいと熱望され、マリーンの耳の裏の細胞から誕生。同様に誕生したほかの兄弟犬も韓国でがん探知犬に

ビー(雌、13才)は唯一のベージュの毛並み。既に現役は引退しているが、集中力が高く、がん判定が得意だった

ビー(雌、13才)は唯一のベージュの毛並み。既に現役は引退しているが、集中力が高く、がん判定が得意だった

がん発見の仕組み。がん患者の検体を箱に入れる。訓練所には九州大学より提供されたがん患者の検体(呼気)が冷蔵保管されている。がんの種類ごとに密封されており、使用する検体を箱に入れる

がん発見の仕組み。がん患者の検体を箱に入れる。訓練所には九州大学より提供されたがん患者の検体(呼気)が冷蔵保管されている。がんの種類ごとに密封されており、使用する検体を箱に入れる

呼気を探知犬に嗅がせて検診スタート

呼気を探知犬に嗅がせて検診スタート

今回担当したのはサラ。箱の中には、乳がん、肺がん、前立腺がん、直腸がん、腎臓がん、すべて違う種類の検体が5っ入っている。今回は乳がんのニオイを注射器で採取して、サラに嗅がせ、同じニオイを探させる

今回担当したのはサラ。箱の中には、乳がん、肺がん、前立腺がん、直腸がん、腎臓がん、すべて違う種類の検体が5っ入っている。今回は乳がんのニオイを注射器で採取して、サラに嗅がせ、同じニオイを探させる

嗅いだニオイと一致しない箱の前では鼻をそむけて素通りしていく

嗅いだニオイと一致しない箱の前では鼻をそむけて素通りしていく

同じニオイの検体を見つけるとはこの前で止まり、クンクンとニオイを嗅ぎ始める。実際の検診では健常者の検体4つと、検査する検体1つをそれぞれの箱に入れ、がんのニオイを嗅がせて、6頭が2回ずつ判定する

同じニオイの検体を見つけるとはこの前で止まり、クンクンとニオイを嗅ぎ始める。実際の検診では健常者の検体4つと、検査する検体1つをそれぞれの箱に入れ、がんのニオイを嗅がせて、6頭が2回ずつ判定する

ごほうびタイム。犬たちは神経を集中させて判定するので、終わった後は大好きなボール遊びでリフレッシュ

ごほうびタイム。犬たちは神経を集中させて判定するので、終わった後は大好きなボール遊びでリフレッシュ

関連記事

トピックス

母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん、母・佳代さんのエッセイ本を絶賛「お母さんと同じように本を出したい」と自身の作家デビューに意欲を燃やす 
女性セブン
日本館で来場者を迎えるイベントに出席した藤原紀香(時事通信フォト)
《雅子さまを迎えたコンサバなパンツ姿》藤原紀香の万博ファッションは「正統派で完璧すぎる」「あっぱれ。そのまま突き抜けて」とファッションディレクター解説
NEWSポストセブン
国民民主党の平岩征樹衆院議員の不倫が発覚。玉木代表よりも重い“無期限の党員資格停止”に(左・HPより、右・時事通信フォト)
【偽名不倫騒動】下半身スキャンダル相次ぐ国民民主党「フランクで好感を持たれている」新人議員の不倫 即座に玉木代表よりも重い“無期限の党員資格停止”になった理由は
NEWSポストセブン
ライブ配信中に、東京都・高田馬場の路上で刺され亡くなった佐藤愛里さん(22)。事件前後に流れ続けた映像は、犯行の生々しい一幕をとらえていた(友人提供)
《22歳女性ライバー最上あいさん刺殺》「葬式もお別れ会もなく…」友人が語る“事件後の悲劇”「イベントさえなければ、まだ生きていたのかな」
NEWSポストセブン
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
永野芽郁、4年前にインスタ投稿していた「田中圭からもらった黄色い花」の写真…関係者が肝を冷やしていた「近すぎる関係」
NEWSポストセブン
東京高等裁判所
「死刑判決前は食事が喉を通らず」「暴力団員の裁判は誠に恐い」 “冷静沈着”な裁判官の“リアルすぎるお悩み”を告白《知られざる法廷の裏側》
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《インスタで娘の誕生報告》大谷翔平、過熱するメディアの取材攻勢に待ったをかけるセルフプロデュース力 心理士が指摘する「画像優位性効果」と「3Bの法則」
NEWSポストセブン
永野芽郁
《永野芽郁、田中圭とテキーラの夜》「隣に座って親しげに耳打ち」目撃されていた都内バーでの「仲間飲み」、懸念されていた「近すぎる距離感」
NEWSポストセブン
18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん
「女性のムダ毛処理って必要ですか?」18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん(40)が語った“剃らない選択”のきっかけ
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《田中圭に永野芽郁との不倫報道》元タレント妻は失望…“自宅に他の女性を連れ込まれる”衝撃「もっとモテたい、遊びたい」と語った結婚エピソード
NEWSポストセブン
上白石萌歌は『パリピ孔明 THE MOVIE』に出演する
【インタビュー】上白石萌歌が25歳を迎えて気づいたこと「人見知りをやめてみる。そのほうが面白い」「自責しすぎは禁物」
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《お泊まり報道の現場》永野芽郁が共演男性2人を招いた「4億円マンション」と田中圭とキム・ムジョン「来訪時にいた母親」との時間
NEWSポストセブン