芸能人は“人気が命”の商売だが、市井の人々の気持ちは日々変わるもの。それを表す“商品価値”が如実に表われるのが日々動く「CM出演料」だ。『週刊ポスト』は大手広告代理店がCM交渉のために作成した「ギャラリスト」の最新版を入手。タレントに負けぬ人気を誇る女子アナたちは、CMでどのくらいギャラをもらっているのか。
トップは現在、テレビ出演はほとんどない滝川クリステル(44)。6000万円~7000万円という金額は上戸彩(36)、北川景子(35)、石原さとみ(35)など、そうそうたる女優たちと同額で、加藤綾子(37)や田中みな実(35)ら人気アナを大きく引き離す形になっている。
女子アナ界ではホラン千秋(33)、新井恵理那(32)や鷲見玲奈(32)など“後輩”が続々と出てきており、なかなか価格を上昇させられない背景もあるようだ。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「滝川さんは東京五輪招致の『お・も・て・な・し』演説と小泉進次郎・前環境相との結婚で箔がついた印象です。ホラン千秋さんはまだ“割安”ですが、今後は上昇していくでしょう」
そのなかにあって、抜群の好感度を誇るのが、元NHKの有働由美子(53)だ。キャリアも頭一つ抜けているが、彼女の欄はなぜか「*(算定不能)」となっている。
「有働アナは報道番組『news zero』(日本テレビ系)にメインキャスターとして出演しているため、特定の商品をPRするCMには出演できない。もし彼女が番組を降板して“CM戦線”に参入してくれば、5000万円以上は固い」(同前)
※週刊ポスト2022年8月19・26日号