国内

「18歳女子大生」独占インタビュー【第1回】吉川赳議員のついたウソ「私の年齢に食いついた」「愛人契約しないか」

インタビューに応じた女子大生

インタビューに応じた女子大生

 日本を騒がせた吉川赳・衆議院議員の18歳女子大生との「パパ活飲酒」問題。本誌・週刊ポストが報じると、吉川氏は自民党を離党したものの、ブログで一方的な見解を述べたまま公の場での説明を避け続けている。一方、週刊ポスト取材班の直撃後に沈黙を貫いてきた女子大生・Xさんだったが、今回、あらためてインタビューに応じた。取材に難色を示していたXさんだったが、7月15日に更新された吉川氏のブログを見て、決心を固めたという。本誌独占の120分インタビューで、Xさんは「吉川氏のついたウソ」、そして「ホテルでの全真相」を語った。【全3回の第1回】(聞き手:ジャーナリスト・赤石晋一郎)

 * * *
──吉川氏はXさんの年齢について「なるほど、大学1年生(18歳)という設定なのね」と受け止めたと、主張しています。また、Xさんと出会ったクラブで〈私の席について、飲酒をされておりました〉としたうえで、そのことから〈飲酒不能な年齢である可能性など微塵も疑いうこともなくおりました〉(本文ママ)としています。

「(アルバイト先のお店で出会ったときに)私が自分から『今18歳で、大学1年生になったばかりなんですよ』というふうに話しました。吉川さんは『18歳、若いね』と言って、『自分が一番付き合った中で若かったのは26歳だ』、『さすがに18歳の子とは付き合ったことがない』みたいなことも言っていました。

 その後に私は店内で指名され、吉川さんからドリンクも頂きました。そのとき吉川さんは『18歳だから、俺の職業的にシャンパンは入れられない。シャンパンは駄目だけど、こっちだったらいいから』と、メニューには紅茶ハイと書いてあるけど本当はノンアルの紅茶が出てくるドリンクを私は飲みました。店では18歳にお酒を飲ませることをとても気にしていました」

──お店は、いわゆるキャバクラ店なんですね。

「はい、そうです。吉川さんはブログで何回も店の場所について書いていて、そこが気がかりでした。私を晒そうとしているように思えて、すごく恐怖を感じました。ブログは私を攻撃しているようにも思えたし、相手は国会議員なので怖かったです」

──吉川氏はブログで〈女性が真実18歳であるか否か(中略)客観的に確認し得ておりません〉と綴っています。改めてXさんが、本当に18歳であることを証明できますか。

「はい。生年月日が記載された学生証があります。吉川さんと焼肉屋で会った5月27日当時、18歳でした。私の誕生日は7月なので、今は19歳になりました」

学生証を確認すると、生年月日の箇所には2003年7月と記載があった

学生証を確認すると、生年月日の箇所には2003年7月と記載があった

──つまり吉川氏の「18歳という設定だと思った」という主張はウソと?

「はい。ブログには真逆のことが書いてあります。吉川さんは18歳という私の年齢に食いついていました。後で、報道で10代の娘さんがいると知ってエグいなぁ、とも思いました」

──キャバクラではどのような様子でしたか。

「彼がキャバクラに来たのは1回だけ。席では『愛人契約しないか』、『割り切った関係になろう』という話ばかりをされ、うんざりしました。私は3月に高校を卒業したばかりで、4月後半からバイトを始めたので、そのときキャバクラを始めて1か月くらいでした。でも、こんなに下品なお客さんはあまりいないので引きました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン