日本を騒がせた吉川赳・衆議院議員の18歳女子大生との「パパ活飲酒」問題。週刊ポスト取材班の直撃後に沈黙を貫いてきた女子大生・Xさんが、今回、あらためてインタビューに応じた。本誌独占の120分インタビュー、第1回でXさんは「吉川議員が18歳という年齢を知っていたこと」「愛人契約を持ちかけられたこと」、第2回では「ホテルの部屋で性的行為を要求されたこと」などを明かした。最終回となる本編では、吉川議員の主張に対して「事実と違います。放置できません」と語った。【全3回の第3回。第1回から読む】(聞き手:ジャーナリスト・赤石晋一郎)
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──週刊文春では、Xさんが男性経験がなく「初めては優しい吉川さんがいいから」とホテルまで来た、と吉川氏が親しい議員に語ったとして報道されていました。そんなことはありましたか?
「そんなワケないじゃないですか」
──吉川氏はブログで、ホテルの出来事については書いてません。
「そこはズルいというか。焼き肉屋でお酒を飲ませたことも問題かもしれませんが、ホテルで変なことをたくさんされたことが私は重要なポイントだと考えてます。なぜ、こんなにキモくて、キツい経験をしないといけないのか。
吉川さんは自分がホテルで何をしたのか、自分の口できちんと説明して欲しいです」
──吉川氏のブログでは、Xさんが『週刊ポスト』とグルだといった主張もあります。
「それも責任転嫁だなぁと思います」
──こうしたトラブルのとき、男性側が「女性から誘われた」と主張することは多くあります。ブログでもクラブ従業員のXさんから誘ってきて騙されたというような主張をしています。
「吉川さんは無名議員でしたし、そんなことをする理由がないです。同伴しようと誘ってきたのも吉川さんですし、ホテルに連れ込んだのも吉川さんです。私が迂闊だったことは反省しています」
──週刊ポストでは、記者に直撃された吉川氏がXさんのアルバイト先のキャバクラに乗り込んできたとも報道していますが、事実でしょうか?
「お店にきて『Xと連絡を取らせろ』と高圧的に言って大騒ぎをしたそうです。たまたま私はその日が休みでした。
LINEメッセージやLINE電話も大量に来ました。この時に友達に相談したら、『相手はヤバイ奴みたいだから記録は残しておいたほうがいい』とアドバイスされたのでLINEとかのやりとりは全てスクショしました」