『ラブライブ!サンシャイン!!』桜内梨子役や『白い砂のアクアトープ』宮沢風花役など、少女らしい可憐さと透き通るような清涼感のある声が特徴的な声優・逢田梨香子。
30歳の節目となる今年は、8月8日の誕生日当日にバースデーイベント『RIKAKO AIDA Birthday Party 2022 “Dear ME”』を開催し、さらに翌9日には3rd EP『ノスタルジー』を発売した。
バースデーに合わせて発売されただけあって注目を集めている新EP『ノスタルジー』。これまでのEPではコンセプトを決めていて、1st EP『Principal』は「これから何かを始めたい、一歩踏み出したい人の後押しになる作品」、2nd EP『フィクション』は「4つのストーリー、映画を観ているかのような作品」になっているという。今回は一体どのようなコンセプトなのだろうか。
「一言で表すと『満面の笑みで写っているモノクロ写真』です。ノスタルジーと聞くと、どうしても物悲しい雰囲気をイメージするかもしれませんが、私は“明るいノスタルジー”にしたかったんです。コンセプト会議の時から『みんなの胸の中にある楽しい思い出』を形にしたいってこだわったんです。
たくさんの方に楽しんでもらえるように、収録されている楽曲も、4曲ともすべて違うベクトルで明るい曲にチャレンジしています。夏本番に向けてぴったりの明るい楽曲に仕上げました。『逢田梨香子と言えばミディアムバラード』という印象を持っているファンの方々も、ぜひ新しい私を楽しんでもらえればと思います」
チャレンジ、新しい私──逢田の口から出る言葉は、30歳という節目を意識しているようにも感じられる。しかし彼女の口から出てきた30歳の抱負は意外なものだった。