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生稲晃子と工藤静香の元同僚「うしろ髪ひかれ隊」斉藤満喜子は年商1600億円社長夫人

窮地の生稲氏

窮地の生稲氏。「うしろ髪ひかれ隊」メンバーの今は?

 必勝だるまに目を入れた直後、まさか自分が“火だるま”になるとは思いもよらなかっただろう。7月の参院選で初当選した自民党の生稲晃子氏(54才)が早速、窮地だ。

 この6月に、当時経済産業相だった萩生田光一政調会長(58才)とともに、東京・八王子市の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連施設を訪れていたことが報じられると、8月18日、報道陣を前に訪問を認めた上で「旧統一教会の関連施設という認識はなかった」と釈明したが、その理由がまずかった。

「暑かったので顔を直すこととか、きちっと間違いないようにしゃべらなきゃいけないとか、そういうことに必死で、そのときは周りを全く見ていなかったんですね。だから知りませんでした」

 当然、火消しどころか薪をくべたかのように大炎上した。

「大事な選挙前の演説先が、どこの何の団体かもわかっていないというのは、危機管理能力が低すぎます。しかもお化粧直しをしていたからわからないとは、国会議員の釈明とは思えないほど低レベルだと非難されています」(政治部記者)

 そもそも、選挙期間中から生稲氏には、ネガティブな実情が報じられてきた。各メディアへの立候補者アンケートでは、同じ質問に対して正反対の回答を出したり、同じ東京選挙区の自民党・朝日健太郎候補と酷似した回答をしたり、質問の8割を無回答で提出と、ひどいありさま。

 当選はしたものの、直後の『池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)では、各局のインタビューをすべて拒否していた内幕を暴露されて、8月3日の国会初登院時にも報道陣を避けて正門ではなく北門からこっそり登院するなど、“逃げの姿勢”に批判が相次いでいた。

 早くも国会議員としての能力と資質を問われる事態に陥っているのだが、彼女の場合、アイドル時代から“勝ち組”ではなかった。生稲氏は1986年にアイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号40番としてデビュー。もっとも彼女を有名にしたのは、おニャン子から派生した3人組ユニット「うしろ髪ひかれ隊」のメンバーに抜擢されたことだった。

「うしろ髪ひかれ隊のデビュー曲ではセンターを任され、“生稲さんのためのユニット”といわれました。ところが、人気も歌唱力も工藤静香さん(52才)の方が上で、2曲目からは静香さんがセンターに。おニャン子が解散した後も、うしろ髪ひかれ隊の活動は続いていましたが、静香さんのソロ活動が成功したために、ユニットは活動休止となりました。もはや“静香さんのためのユニット”に変わっていました」(アイドル評論家)

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