芸能

香川照之、性加害問題でCM降板は不可避? トヨタの決断次第で全社降板も

周囲にもその熱意が伝わっているという(時事通信フォト)

出演CMは降板となるか (時事通信フォト)

 銀座のクラブホステスへの性加害が報じられた俳優の香川照之(56才)。注目の的となっているのは、出演しているCMの今後だ。

 香川が2019年7月、銀座のクラブホステスに胸を触るなどの性加害を行っていたことを8月24日発売の『週刊新潮』が報じた。PTSDになったという被害女性は、性加害を止めなかったという理由でクラブのママに対して損害賠償請求の訴訟を起こした。訴訟はすでに取り下げられている。

 8月25日には香川の所属事務所が事実を認め、謝罪のコメントを発表。26日には、レギュラー出演しているTBS系『THE TIME,』の生放送で香川本人が謝罪した。

 香川といえば、数多くのドラマや映画に出演するだけでなく、トヨタ、サントリー、アリナミン製薬、KINCHOなどのCMにも出演。今後、これらの企業が香川をCMに起用し続けるかどうかに注目が集まっている。

 なかでも世界的な大企業であるトヨタは、香川を単なるCMキャラクターではなく、トヨタのオウンドメディアである『トヨタイムズ』の編集長という立場で起用している。

「いわばトヨタの“顔役”になっているのが香川さん。過去の話だったとしても、その顔役が性加害に及んでいたとなれば、企業イメージに大きく影響します。しかも、トヨタは世界的な大企業であり、性加害に対してする反発は日本国内よりも海外でのほうが厳しく、世界的企業のトヨタがもしもここで見逃したならば、世界中から“トヨタは性加害を許容している”と見られかねないわけです。現時点でトヨタは、香川さんの降板について言及していませんが、時機を見て降板に向かっていくのではないでしょうか」(広告代理店関係者・以下同)

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