突然の報告だった。8月30日、中森明菜がツイッターを開設し、〈いつも応援してくださるファンのみなさまへ。 ご無沙汰しております。中森明菜です。 今の自分の言葉でお手紙を書きました。 読んでいただけたら嬉しいです。〉と投稿。添付にメッセージを添えた。
〈いつも応援してくださるファンのみなさまへ〉から始まる文章には、〈長い間、ご心配をおかけしており申し訳ありません。ほんの少しですが、体調が良くなってきましたので、この度、お手紙を書かせていただこうと思いました。今年2022年は、デビューをさせていただいてから40年になります。デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合ってきておりましたが、まだ万全な体調とは言えません。ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです。〉と綴った。
再始動に備え、新たな個人事務所『HZ VILLAGE』の設立も報告。新たなホームページには〈ゆっくりゆっくりになってしまうと思いますが、これまで支えてくださったファンのみなさまへの感謝の想いを原動力に歩き出す中森明菜をあと少しだけ見守っていただけると嬉しいです。〉と書かれている。
今年デビュー40周年を迎えた中森明菜は、NHK 総合で7月9日に放送された『伝説のコンサート 中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版』が土曜の夕方という時間帯にもかかわらず、視聴率4.6%を獲得。ネット上でも大きな話題となり、復帰待望論が上がっていた。芸能記者が話す。
「昨今は芸能人のなりすましも問題になっていますが、筆跡が明菜さんと同じように感じますし、本人で間違いないでしょう。このメッセージの発表は、ファンにとって感涙ものです。この4年間、なぜ活動休止していたのか、コメントがなかったので、ハッキリしたことはわからなかった。今回、こうして本人が公に発信したことで、安心したファンもたくさんいると思います。
明菜さんの体調が回復すれば、NHKの紅白歌合戦出場も現実味を帯びてくるでしょうし、テレビ局からオファーは絶えないでしょう。でも、急にたくさんの仕事をすると心身ともに疲れるでしょうから、体調の完全な回復を待った上で、ゆっくり少しずつ、自分の納得できる仕事、したい仕事だけをしていけばいいと思います」
体調の回復を待った上で、歌姫・中森明菜の姿をまた見たい。