歌手・中森明菜(57)が8月30日、活動復帰の意向を示した。中森といえば、今年5月1日にデビュー40周年を迎えたばかり。
中森は2010年に帯状疱疹で芸能活動を無期限休止。2014年末には『NHK紅白歌合戦』にサプライズ登場して歌手活動を再開させたが、2017年末に開催されたディナーショー以降は再び活動休止に入り、公の場に姿を見せずにいた。
8月30日、中森は公式Twitterアカウントを開設し、〈ほんの少しですが、体調が良くなってきましたので、この度、お手紙を書かせていただこうと思いました〉とメッセージを掲出。〈デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合ってきておりましたが、まだ万全な体調とは言えません〉と近況を報告しつつ、〈ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです〉と呼びかけた。
さらに〈再始動に備えて〉と、個人事務所と新たな公式サイトを開設したことを発表した。新サイトでは、〈この度、私中森明菜は、個人事務所HZ VILLAGEを設立いたしました。2022年8月より、所属がFAITHからHZ VILLAGEに変わっておりますことをここでご報告させていただきます〉と発表。2022年12月をめどに新ファンクラブへの移行案内も行うとして、〈ゆっくりゆっくりになってしまうと思いますが、これまで支えてくださったファンのみなさまへの感謝の想いを原動力に歩き出す中森明菜をあと少しだけ見守っていただけると嬉しいです〉と直筆サインとともにつづっている。
「この個人事務所の名前にあるHZというのは、周波数のヘルツを表すものだと思われます。明菜さんは非常に耳が良くて、歌いながら『帯域の何ヘルツをこうして』とスタッフに指示を飛ばしたという逸話があります。事務所の名前から、彼女の歌への思い入れが感じられるようです」(芸能記者)
中森の本格復帰には、かねてより業界から熱視線が送られている。
「SNSで動画が拡散され、いま中国の若者のあいだで明菜さんブームが起きています。彼女を真似たメイクが10〜20代の女子たちの間で大流行しているのです。
また、NHKが7月放送の『中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版』が高視聴率を叩き出したことを受け、NHKサイドが明菜さんの紅白への出演交渉に乗り出しているという話もあります。年末の紅白で活動復帰となったら話題性十分でしょうね」(前出・芸能記者)
再び素晴らしい歌声を響かせてくれる日が待ち遠しい。