料理好きの俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋」を月2回ほど開催しているという。そんな升が、『週刊ポスト』の連載『居酒屋ますや』で、甘酢が効いて食欲もそそる「かにかまオムレツ」を作った。
「最近のかにかまぼこは進化していて、思わず本物のかにと間違えるほどですよね。手頃なお値段でたんぱく質が豊富、そのまま食べても美味しいという優れものです。そのかにかまぼこをたっぷり使ったオムレツは、食べ応えのある一皿。溶き卵にマヨネーズを加えるとふわふわになるので、ぜひお試しください。甘酢はあえてとろみをつけず、シンプルに仕上げます」(升)
以下に、そのレシピを紹介する。
中華風のさっぱり甘酢が食欲そそる「かにかまオムレツ」
■材料(2人分)
かにかまぼこ…10本
万能ねぎ…2本
卵…2コ
塩…1つまみ
こしょう…適宜
マヨネーズ…大さじ2
ごま油…小さじ1/2+大さじ1
顆粒だし…2つまみ
A[ケチャップ…大さじ2、酢…大さじ2、しょうゆ…小さじ1、砂糖…大さじ1、水…小さじ1、ごま油…小さじ1/2]
■作り方
【1】甘酢を作る。[A]をよく混ぜ合わせる。
【2】かにかまは細く裂き、万能ねぎは2~3mm幅に小口切りし、ボウルに入れる。
【3】【2】のボウルに卵を入れて溶きほぐし、塩とこしょう、マヨネーズ、ごま油小さじ1/2、顆粒だしを加え、よく混ぜる。
【4】小さめのフライパンにごま油大さじ1を強火で熱し、【3】を流し入れて軽く混ぜ、8割ほど火が通ったらひっくり返す(フライパンよりひと回り大きな皿をかぶせてフライパンごとひっくり返して卵を取り出し、皿から滑らせるようにフライパンに戻してもよい)。さらに1分程焼いたら皿に盛る。
【5】【1】をかけ、お好みで万能ねぎを散らす。
【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ、東京都出身。1985年に演劇ユニット「賣名行為」を結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰。主演ドラマ『旧車探して、地元めし』が映画チャンネルNECOで配信中。
YouTubeで動画公開中。
https://www.youtube.com/channel/UC-DmGAqCEZMypBwgMncP1tQ
撮影/阿部吉泰
※週刊ポスト2022年9月9日号