9月5日発売の「週刊ポスト」は、3つのお楽しみ袋とじが付いたスーパープレミアム合併号。コロナに異常気象、そして戦争で世界経済は依然として不透明だが、投資のプロたちは「いよいよ最大のチャンス到来」と、次に動き出すタイミングを探り始めた。「日経平均4万円」を見据えた資産倍増ノウハウを一挙公開する。さらに、統一教会と政界の蜜月を示すどこよりも詳しい資料、そして迫る安倍国葬がテロリストの標的になる重大リスクをスクープする。
今週の見どころ読みどころ
◆鈴木エイト3000日取材の総決算「旧統一教会ズブズブ国会議員168人」リスト
旧統一教会追及の第一人者であるジャーナリスト・鈴木エイト氏が9年間にわたって調べ上げた教会と関係の深い国会議員リストを公開する。自民党は今頃になって党内調査をすると言い出したが、自己申告のアンケートなど役に立たない。すでに鈴木氏が調査し、直撃した議員たちの当時の対応はどうだったのか。これでも「知らなかった」と言えるのか。決定的な証拠資料は政界の汚染度を白日の下に晒す。案の定、79%が自民党議員だった。
◆「平和」「SDGs」「医療者支援」を隠れ蓑にした旧統一教会イベントが堂々開催中!
霊感商法が問題視された1980年代から今日に至るまで、旧統一教会は着実にその地歩を固めてきた。それを可能にした背景に執拗な政界工作があったことは想像に難くないが、一方で一般信者獲得につながる種々のイベントにも余念がなかった。それらイベントは聞こえのいい名目で市民生活に入り込み、学生や子供たちまで引き込んでいた。
◆性加害の香川照之が「歌舞伎役者としての未来」もピンチに
飲食店女性に悪質なセクハラをしていたことを認めた香川照之。CM中止などの影響が相次いでいる一方、番組に出演させる一部のテレビ局は頭を低くして矢をやりすごそうとしているところが“ギョーカイ”の程度の低さを象徴しているが、香川の未来はやはり暗い。10年前に市川中車として進出した歌舞伎の世界でも重大な岐路に立たされていた。
◆アナリストたちが断言する「日経平均4万円」の大波に乗れ!
円安、株安、物価高。庶民には暗いことばかりに見える日本経済だが、投資の専門家たちは「今こそチャンス」と虎視眈々とタイミングを計っている。円安も株安も、そして日本だけが続けるゼロ金利も、世界の投資家にとっては「日本買い」のサインなのだ。アナリストたちの分析に加え、19の注目銘柄、激変する株主優待制度の見極め方を特集した。
◆読売新聞投書から議論沸騰 「老いた夫の度を超えたオナニー」に潜む危機
読売新聞の投書欄に80代女性が寄せた「80代の夫 頻繁に自慰」という告白が大きな議論を呼んでいる。全国から同じ悩みを抱える妻たちの声が上がり、自室や自宅にとどまらず公共の場でも性欲を抑えられない中高年男性の実像が次々と明らかになっている。専門医に取材すると、そこには認知症に関わる危険な症状も浮かび上がった。
◆重鎮・広岡達朗がついに鉄槌!「原よ、今すぐ巨人を去れ」
47年ぶりの最下位さえチラつくジャイアンツの体たらく。今年も決して戦力不足ではないはずなのに、このみじめな姿はなぜなのか。2002年に初めて原監督が誕生した際、強く推薦したという広岡氏は、だからこそ監督の指導力を厳しく問う。若手を育てられない、ベテランを甘やかす、他球団のスターを獲得してレギュラーに据える……そうした“原体質”の問題をズバリ指摘した。
◆メルカリで「娘のパンツを5000円で売る母」たちの驚くべき言い分
匿名で個人と個人が売り買いできるフリマアプリは様々な副作用を生んでいるが、これもそのひとつ。女児を性の対象とする特殊性癖を持つマニアに対して、なんと母親が娘の下着や靴下、さらにはツバなどを売る行為が横行しているという。本誌取材に、そんな小遣い稼ぎに手を染めた母親たちが事情と言い分を語った。
◆落語ファン仰天 円楽が「円生」を狙い、「次の円楽」は実の息子に!?
脳梗塞から高座に復帰した三遊亭円楽の“野望”が注目されている。まだ回復途上だが、本人はなんとしても昭和の名人・円生の大名跡を継ぎたいと執念を燃やしているという。さらに、襲名で空位となる「円楽」の後継には、これまで本命と見られていた三遊亭王楽ではなく、円楽の実子である三遊亭一太郎が浮上している。落語ファンの胸中も複雑で……
◆安倍国葬を狙うテロリストたちと警備当局の「際限なき闘い」
本誌が前号で「安倍国葬の本当の費用は最低33億円、最高で130億円」と報じると、政府の「経費は2.5億円」を真に受けていた新聞・テレビは面食らって取材に動き始めた。それだけのカネがかかる主な原因は警備費だ。すでに当局は国葬そのものや外国要人に対するテロを警戒して最高レベルの警備体制に動き始めている。
◆録音テープ入手!茨城県警が言い放った「風俗嬢に対しては偏見がある」の大暴言
8月のある日、茨城県で起きた卑劣な事件が、さらに卑劣な事件へとつながった。性風俗産業に従事する女性が男性客からレイプされそうになり、さらに着衣などを強奪された被害を警察に訴えると、警察官は被害届を受理しなかったばかりか、女性にとんでもない暴言を吐いたのだ。「偏見があるわけですよ」「世間から見てよく思われてない」「結局短時間でお金稼げるわけですよね」――警察官がセカンドレイプするという許されざる現場を再現する。
◆<カラーグラビア>本当に旨いカップラーメン頂上決戦ついに決着!
麺を極める評論家3人が、市販されている51種類のカップ麺を食べ比べ、忖度なしのガチ評価を下した。食べたのは51種類。スープのカテゴリごとに6部門で入賞アイテムを公表する。激戦となった醤油部門では、3つの人気麺が1位を分け合った。そして、日清など大手メーカーに割って入ったのはコンビニのオリジナル商品だった。
◆神戸山口組「ナンバー2を絶縁」で見えてきた分裂7年抗争の終幕
8月22日、神戸山口組の寺岡修若頭が幹部たちに組からの脱退を伝えた。すると翌日、神戸山口組は寺岡若頭に最も重い「絶縁」の処分を下した。背景には、膠着状態となっている六代目山口組との抗争を終わらせる水面下の動きがあった。暴力団取材を続けるジャーナリスト・鈴木智彦氏がリポートする。
◆大増税の号砲なのか 最高裁が「相続税のマンション節税」に“有罪”判決!
2015年に相続税の優遇措置が縮小されて以降、節税のためにマンションなど不動産を購入して資産を圧縮する人が増えた。税理士たちもそれを勧めてきたが、ここにきて最高裁がその手法を違法と判断し、相続の常識が根底からひっくり返ろうとしている。なぜ違法とされたのか、アウトとセーフの境界はあるのか、専門家の見解を集めた。
◆<袋とじ付録>かわええ~ レイヤー「えなこ」の「ラムちゃん」なりきりポスター
日本一のコスプレイヤーと称賛されるえなこが高橋留美子作品のキャラになりきる写真集『こすみっくわーるど』刊行を記念して、『うる星やつら』のラムちゃんを演じたオリジナルポスターを本誌で公開。電撃のかわいさです。
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