芸能

フジ宮司愛海アナ、後輩からは尊敬通り越し「信奉」される存在に 自らに課した厳しいルール

フジ宮司愛海アナが恵比寿で「親密ハグ」デート

フジ宮司愛海アナが恵比寿で「親密ハグ」デート

 フジテレビの宮司愛海アナ(31)が、9月いっぱいで降板するフリーアナウンサー・加藤綾子(37)の後任として報道番組『Live Newsイット!』のメインキャスターになることが発表された。フジテレビ関係者はその事情についてこう話す。

「『イット!』は、カトパンを鳴り物入りで投入したにもかかわらず、視聴率が低迷。テコ入れを図りたい上層部が白羽の矢を立てたのが、宮司アナでした。

 彼女は情報番組からバラエティー、スポーツまで、そつなくすべてをこなせるんです。アナウンス技術が高いのはもちろんですが、褒め上手で人をのせるのが上手いから、取材対象者も自覚していなかったようなエピソードまで引き出すことができる。

 時に踏み込みすぎて相手を怒らせることがあっても、その後のフォローが完璧で、後輩アナたちからも尊敬を通り越して“信奉”されているほど。そういう点からも『彼女ならイケる』と上層部が判断した」

 しかし、この“報道の顔”への大抜擢は、本人の意向とは違うようだ。

「『めざましテレビ』という情報番組のフィールドからスポーツ番組『S-PARK』へ異動となった際、彼女はスポーツについて全然知らなかった。ところが、持ち前の探求心であらゆるスポーツのルールや専門用語などをすべて勉強し、気が付けば5年足らずで『フジテレビで一番スポーツに詳しい女子アナ』になっていた。

 2021年の東京オリンピックや2022年の北京オリンピックではフジテレビ系列の競技中継とハイライトを任された。各競技の選手からはもちろん、ずっとスポーツを専門に取材していた古参のディレクターたちからの信頼も厚く、これから同局のスポーツ報道を担っていくのは宮司アナだと誰もが思っていましたし、本人もそう思っていたはずです。今回の『イット!』への異動は本人としても驚きだったのではないでしょうか」(同前)

 だが、別のフジテレビ関係者は「今回の異動によって、宮司アナのアナウンサーとしての幅がより広がることになる」と言う。

「彼女のすごいところは、『頑張れ』や『すごい』『応援しています』など、ありふれた言葉を使わず、すべて自分の表現にして話すという厳しいルールを自分に課しているところ。いつもメモを取り、『その時に自分はどう思ったのか』を書きつらねているのです。あの年齢で、そこまで自分に向き合える人はいない。

 報道の分野でも、『ただニュースを読み上げるのではなく、彼女自身の言葉でニュースを伝えられるはず』という期待から『イット!』に抜擢された。現在の彼女は間違いなく、フジテレビのエース。今後は、報道からスポーツまで幅広くカバーできる、『局の屋台骨』になっていくことは間違いありません」(同前)

 自身のインスタグラムでは、番組の時に着ていた衣装や私服を掲載したり、髪を切ったことを細かく報告するなど、ファッションアイコンとしても人気を集めている宮司アナ。「新たな顔」も楽しみだ。

関連記事

トピックス

10月17日、東京・世田谷区の自宅で亡くなった西田敏行さん(時事通信フォト)
《俳優・西田敏行さん逝去》訃報を受けて一番に供花を届けた「共演女優」 近隣住民が見ていた生前の様子
NEWSポストセブン
現地時間の16日、ホテルから転落し亡くなったとみられている「ワンダイレクション」元メンバーのリアム・ペイン(31)。通報を受けて警察が駆けつけた際には、すでに蘇生の余地もない状態だったという(本人SNSより)
《目撃証言》「ワン・ダイレクション」ペインさんが急逝…「元婚約者」とトラブル抱え、目撃された”奇行”と部屋に残されていた”白い粉”
NEWSポストセブン
ワールドシリーズMVPも視野に
《世界一に突き進む大谷翔平》ワールドシリーズMVPに向けて揃う好条件「対戦相手に天敵タイプの投手がいない」、最大のライバルは“ドジャースの選手”か
週刊ポスト
「応援していただいている方が増えていることは感じています」
【支持者が拡大中!?】斎藤元彦・前兵庫県知事インタビュー「街頭で、若者からの支持を実感しています」
NEWSポストセブン
コンビ名はどうするのか(時事通信フォト)
「変えなくていいのか?」ジャングルポケット・斉藤慎二 残された2人を悩ます「コンビ名問題」
週刊ポスト
芸歴66年を迎えた石坂浩二
【石坂浩二ロングインタビュー】27才での大河ドラマ主演を振り返る「特別な苦労は感じなかった。楽しい思い出ばかりでした」
女性セブン
合法的な“落選運動”のやり方(イメージ。時事通信フォト)
【“裏金議員”の落とし方】公選法の対象外となる合法的な“落選運動”の注意点 「組織でやるのはNG」「根拠となる事実を提示」
週刊ポスト
10月17日、東京・世田谷区の自宅で亡くなった西田敏行さん
《逝去》西田敏行さん、杖と車椅子なしでは外出できなかった晩年 劇場版『ドクターX』現場が見せていた“最大限の配慮”
NEWSポストセブン
グラビアアイドルとしてデビューした瀬戸環奈さん(撮影/カノウリョウマ)
【SNSで話題の爆美女】1000年に一人の逸材・瀬戸環奈が明かす「グラビア挑戦を後押しした“友人の言葉”」
NEWSポストセブン
パリ五輪柔道女子金メダリストの角田夏実選手(時事通信フォト)
《ジャージめくって見せたバキバキ生腹筋》パリ五輪で柔道金・角田夏実、今後の去就「タレント活動の行方」「結婚願望」「3つの理想タイプ」
NEWSポストセブン
バレーボール女子日本代表監督の眞鍋政義氏が“火の鳥不倫”か(時事通信)
元女子バレー代表監督・眞鍋政義氏が騒動で初コメント「軽率な行動でご迷惑を…」 近く発表の新監督人事は
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「石破茂は保守かエセか」大論争ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「石破茂は保守かエセか」大論争ほか
NEWSポストセブン