国内

天皇ご一家の語学力 雅子さまは6か国語が堪能、愛子さまはスペイン語を学習中

愛子さまはご一家の団らんを大事にされているという(写真は1月、東京・千代田区。宮内庁提供)

愛子さまはご一家の団らんを大事にされているという(写真は1月、東京・千代田区。宮内庁提供)

 8月25日、雅子さまの父・小和田恆氏が「日韓フォーラム賞」を受賞し、都内で開かれた受賞式典でスピーチを行った。

「小和田氏は、政府レベルに留まらず、民間レベルでの交流と互いの人間的な理解の必要性を語り、外からの視点で日本という国、日本国民という立場を意識することの重要性を指摘しました」(全国紙政治部記者)

 小和田氏は、外交官として旧ソ連やアメリカに駐在経験があり、外務事務次官退任後には、長らく国際司法裁判所の判事、さらに所長まで務めた人物だ。その視野の広さは長女の雅子さま、孫の愛子さまにも受け継がれている。

「元外交官の雅子さまは、英語やロシア語など、6か国語を巧みに操られるといいます。2019年にアメリカのトランプ大統領(当時)夫妻が来日した際には、通訳なしで歓談されたことが海外でも大きく報じられました。フランスのマクロン大統領夫妻来日時にも、英語とフランス語で会話をされ、ブリジット夫人とは自然にチークキスも交わされていました。フランス語は高校時代から学ばれていたそうで、かなり堪能なのでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 愛子さまは高校2年生の夏、イギリスへ短期留学された。

「イギリスは両陛下がかつて留学された思い出の地。両親の学んだ国での経験は、愛子さまにとっても豊かなものになったのでしょう。成年皇族の仲間入りを果たし、初めて参加した今年の歌会始でも、短期留学の思い出を詠まれました」(皇室記者)

 愛子さまにとって、海外の文化は幼い頃から身近な存在だった。

「海外からの賓客が当時お住まいの東宮御所にたびたびおいでになるのを、愛子さまは間近でご覧になり、時には親しく接してきました。国際親善とはどのようなものなのか、肌で感じ、学んでこられたのです。

 英語のほか、大学入学後にはスペイン語も熱心に学ばれています。陛下は、2006年にメキシコで開催された世界水フォーラムへ出席されたことを機にスペイン語の学習を始められましたが、愛子さまも陛下と同じスペイン語の単語帳を使って学習を重ねているそうです」(前出・宮内庁関係者)

 現時点では、コロナ感染のリスクを避けるため、海外訪問はおろか、国内の地方にさえ足を運べていない状況だが、天皇ご一家が国内外の公務でご活躍される日が待ち遠しい。

※女性セブン2022年9月22日号

関連記事

トピックス

精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン