フリーアナウンサーの中野美奈子(42)が、昨春に故郷である香川県丸亀市にUターン移住したことを報告。9月13日放送の『ポップUP!』(フジテレビ系)で中野は「ここで骨を埋めようと思って」と宣言し、「主人の仕事の関係で香川県に引っ越した」「東京で子育てをするイメージが全く湧かなかった。私の性格上、のんびりゆったり過ごすのが合っていたのかなと思う」と移住の理由を説明した。
フジテレビの人気アナウンサーだった中野は2010年、整形外科医の男性と結婚。2012年7月をもって同局を退社し、フリーに転身。夫の海外勤務にともない翌2013年にシンガポールに移住し、2016年に第1子男児を出産。2018年に帰国した後は広島で暮らし、昨年6月に第2子女児を出産した。
度重なる転居を経て生まれ故郷に帰ってきた中野は、両親のすぐ近くで生活し、育児などを手助けしてもらっているという。実は父親と夫・Aさんの仕事場も隣同士にあった。
「Aさんが今年4月に丸亀市に開業した整形外科のクリニックは、中野アナの父親が院長を務める医院のすぐ隣にあります。Aさんのクリニックが建つ土地を所有しているのは、中野アナの父親なのです。どうやら近年買ったばかりの土地らしく、義理の息子が開院するために用意した場所かもしれませんね。
また、Aさんは開業する少し前から中野アナの父親のクリニックで外来診療を行っていました。開業にあたって地域の人々に馴染みを抱いてもらうための下準備だったのでしょう。中野アナは『主人の仕事の関係で引っ越した』と説明していましたが、実際は中野家がAさんを迎え入れる形での移住に近かったのではないでしょうか。あまりの円満家族ぶりに、地元がザワついていますよ(笑)」(地元の医療関係者)
四国厚生支局が発表する「コード内容別医療機関一覧表」によると、Aさんのクリニックは「管理者」はAさんの名前になっているが、「開設者」は中野の父親の名前になっている。実際に中野の父親が経営する医療法人の登記簿を確認すると、Aさんのクリニックもその業務内容に組み込まれていた。
「医療機関において、管理者というのは診療所の管理を担当する人間で、最終的な責任は管理者に管理を任せている立場である開設者が負います。いわば開設者とは、オーナーのような存在と言えます」(前出・医療関係者)
かつて中野は、嫁姑問題が報じられたことも。2012年11月に『女性セブン』は、中野が結婚後も仕事を続けていることや、夫の海外勤務についてメディアで発言したことなどに対して姑が不満を抱き、嫁姑関係がぎくしゃくしていると伝えていた。
「一時は姑さんによる干渉に中野アナはかなり参っていたようです。自分の実家の近所に移住して、夫を“マスオさん化”させたのは、ひょっとすると義理の実家と距離を置きたいという思いもあったのかもしれませんね」(芸能記者)
実家のサポートを気軽に受けられる現在の生活について、中野は『ポップUP!』で「こんなにありがたい環境はないってくらい感謝です」と語っていた。心穏やかな生活を過ごしているのだろう。