ロンドン・ウェストミンスター寺院で執り行なわれることになった、エリザベス女王の国葬(9月19日)。日本からは天皇皇后両陛下の参列が発表されるなか、縁ある元皇族の動きに注目していると話すのは、ある宮内庁担当記者だ。
「米ニューヨークで暮らす小室眞子さん(30)と圭さん(30)夫妻です。秋篠宮家は眞子さんも妹の佳子さま(27)も大学時代に英国留学を経験しており、そのときは英王室から温かいもてなしを受けたといいます。眞子さんはもう一般人なので弔問に訪れるかどうかは本人の自由。仮に今回は見送っても、今後霊廟にお参りに行くことはありうるでしょう」
女王の柩は19日午前6時半までウェストミンスター宮殿の大広間で公開されており、一般市民が続々と弔問に訪れている。葬儀後は代々の英王室ファミリーが眠るセント・ジョージ礼拝堂に埋葬される予定で、ここにも多くの市民が訪れることが予想される。英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏が語る。
「英大衆紙『デイリー・メール』が小室さん夫妻の近況を伝え続けていることもあり、英国民にとっても親しみある存在です。夫妻が訪英することになれば歓迎されるでしょう」
ふたりの後押しになる人物もいる。2020年に英王室を離脱し、米国に移住したヘンリー王子と妻のメーガン妃だ。現地紙によれば、国葬にはヘンリー王子とメーガン妃も参列予定だと報じられた。
このメーガン妃は昨今、小室さん夫妻に接近していると英国在住ジャーナリストは話す。
「メーガン妃は音声配信アプリ『Spotify』と独占契約を交わし、8月から自身がインタビュアーを務める番組を始めました。そこで自身と境遇の重なる小室さん夫妻を近く番組ゲストに呼ぼうとしていると言われています。
一般人から王室に嫁ぎ、そして王室を離れたメーガン妃は小室さんと眞子さんに深いシンパシーがあるようです。現在英国に滞在中のメーガン妃が呼びかければ、夫妻も訪英しやすくなるのではないでしょうか」
エリザベス女王の崩御をきっかけに、元英王族と元皇族のタッグが生まれるかもしれない。
※週刊ポスト2022年9月30日号