季節外れの“雪解け”に、進行役の南原清隆や千原ジュニアも思わず目を見開いて驚いていた。
9月16日放送のお笑い番組「ネタパレ」(フジテレビ系)で、オジンオズボーンの篠宮暁(39)扮するひょっとこ姿のキャラ「大林ひょと子」がコントのシークレットゲストに招いたのは、因縁の相手であるTKOの木下隆行(50)だった。
2人は、木下が松竹芸能を去るきっかけとなった「ペットボトル事件」の当事者で、共演は約3年ぶり。木下のゲスト出演は放送当日まで新聞のラテ欄でも伏せられたサプライズ演出だった。
「トラブルのきっかけは、2018年末に2人が出演したお笑いライブでした。ステージで篠宮さんに、お金をちょろまかしたとからかわれた木下さんが顔を真っ赤にして猛反論。楽屋に戻っても怒りがおさまらず、たまたま手にしたペットボトルを投げたところ、運悪く篠宮さんの顔面に直撃してしまったのです」(芸能関係者)
後に木下が篠宮に直接謝罪したことで騒動は一旦の決着を見たが、一連のトラブルが後輩への“パワハラ”疑惑として報じられると大炎上。バッシングを浴びた木下は「これ以上、迷惑はかけられない」として、2020年3月に自らの意向で所属事務所を退所した。
「もともと2人は同じ事務所の先輩・後輩で、25年来の付き合い。事件当日もライブ前に2人で焼肉を食べに行くほど仲が良かったそうです。騒動以降は疎遠になっていましたが、今回、篠宮さんの提案で3年ぶりの共演が実現。コントでもペットボトルを投げるふりをして2人で笑いのネタにしていました」(前出・芸能関係者)
スタジオで初めて木下の出演を知った南原とジュニアは「えっ?」と声をあげ、篠宮に向かって「良かったなあ」と嬉しそうに語りかけていた。
オンエア後、大林ひょと子としてインスタライブを行った篠宮は、自ら木下にオファーしたことを明かし、現場は「和やかだった」と述懐。木下に対しては「来ていただいてありがたかった」と感謝の言葉を述べていた。