日本テレビの佐藤真知子アナ(29)が9月21日放送の『スッキリ』の番組内で誤読してしまったことが、ネット上で炎上している。番組ではプロ野球の試合中、球場に大量の鳥の群れが乱入して試合が中断するハプニングがあったことを報じていたのだが、その際に佐藤アナが「数十羽(すうじゅうわ)」を「かずじゅうわ」と読み間違えてしまったのだ。
生放送のニュース番組で「読み間違い」はよくあるケース。深刻なニュースではないから笑える誤読ではあるが、SNS上では〈この人入社7年目っていうのに驚愕〉〈世紀の誤読〉など厳しい声が相次いでいる。しかし、女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏は本来の佐藤アナは「日テレの“縁の下の力持ち”だ」と評する。
「同期は滝菜月アナ(29)で、エース候補になった彼女の陰に隠れていた感はありますが、『ZIP!』や『ズームイン!!サタデー』などの情報番組、『所さんの目がテン!』『3分クッキング』など、スポットは当たりにくいですが局にとっては重要な番組を担当する縁の下の力持ちという印象があります。また、『ヒルナンデス!』や『バゲット』ではレギュラー出演アナが休みを取った際に代理を任されることが非常に多く、“器用なアナウンサー”という認識がありました。今回は生放送でミスをしてしまいましたが、本来は地に足の着いたアナウンサーだと思います」
2016年入社の佐藤アナは、1歳から3歳までアメリカ・ワシントンで過ごした「帰国子女」。小学校から高校まで白百合学園というお嬢様で、在学中は英語ミュージカル部に所属して、文化祭では英語劇の舞台を経験したという。その後は東京女子大学に進学、在学中の2013年には「準ミス東京女子大学」に輝いている。
「経歴からも分かるように英語が堪能なほか、K-POP好きで韓国語も勉強していて、字幕なしで韓国ドラマが見られることをプロフィールで明かしています。また歌が非常に上手くて、出演番組でミュージカル歌唱を披露していた記憶があります。2021年には自身が出演する番組のテーマソングを配信でリリースして歌手デビューしており、異色の女子アナと言えます」(丸山氏)
これまで数々の番組を支えてきた佐藤アナ。アナウンサーにとって誤読は“黒歴史”になってしまうが、この経験をバネにさらなる飛躍を遂げることを期待したい。