9月14日に安達祐実が41才の誕生日を迎えた。2才でモデルデビューし、12才のときにテレビドラマ『家なき子』(1994年・日本テレビ系)の名ゼリフ「同情するならカネをくれ!」で大ブレークした少女が、不惑の年まで超えたとなると、本人ならずとも時が経ったことを実感させる。
それにしても、当時からほとんど変わらないルックスは、まさに奇跡的だ。あるファッション誌編集者が話す。
「一昨年には史上最年長38才でファッション誌『CanCam』の表紙モデルを務めましたし、ここ数年は低身長女性のカリスマ的存在として、各ファッション誌にも引っ張りだこ。10~20代のときにはモデル活動をしていなかったのに、年を重ねるごとにオファーが増えるという、本当に稀なケースです」
衰えぬ美しさに同性からも大きな支持が集まり、ついにはこのたび、化粧品ブランドをプロデュースすることに。37才のころから、目の周りの小じわや、濃くなってきたほうれい線が気になり始めたという彼女が個人的な悩みも解決すべく、準備期間に約2年もかけて「Upt(ウプト)」という化粧水、乳液、クリームのスキンケアラインを完成させた。
誕生日に生配信したインスタライブでは、ラフなTシャツと薄化粧のオフモードで登場して、自身のコスメブランドを紹介。ファンからは「かわいすぎる」、「今が一番魅力的」、「肌が綺麗」と、絶賛コメントが多く集まった。
もちろん、俳優業も多忙を極める。安達は、今年の3月までNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演。6月には映画『極主夫道 ザ・シネマ』が公開。さらにこの10月からは、俳優の岡田将生(33才)主演のテレビ朝日系連続ドラマ『ザ・トラベルナース』にレギュラー出演する。
そんな彼女が、多方面の仕事をこなす陰には、一時は親子関係を断絶までしていたという実母の安達有里さん(65才)の大きなサポートがあるという。
「今年5月に、2014年に再婚した写真家の夫・桑島智輝氏との別居生活が報道されましたが、子育ては“ワンオペ”ではないようです。最近は有里さんの住む実家の近所に居を構え、高校生になる長女と幼稚園に通う長男の育児をかなり手伝ってもらっているそうです」(安達の知人)