9月8日、エリザベス女王が死去し世界中から悲しみの声が届けられた。女王の弔問に訪れる国民の大行列が話題になり、19日には国葬がしめやかに執り行われた。世界中の要人たちが参列し、その中で喪服姿のトップレディたちのファッションが注目された。
●天皇陛下(62)、皇后雅子さま(58)
イタリアの新聞社から「日本の王族は、式典と礼儀の尊重に関しては誰にも負けない」と天皇皇后両陛下のファッションを絶賛された。雅子さまの首元には英王室で喪のジュエリーとされてきたジェット(黒玉)をお召しになり、英王室に寄り添う気持ちが表れている。
●キャサリン妃(40)、シャーロット王女(7)
キャサリン妃が当日身につけていた真珠の4連ネックレスは1975年に日本政府によってエリザベス女王に贈られたもので、受け継いだ。長女のシャーロット王女は、女王が愛した馬蹄モチーフのブローチをつけて出席。式後には顔を覆って号泣する姿があった。
●メーガン妃(41)
約2年ぶりに公の場に夫婦揃って姿を現し、英王室との関係改善が図られるかと思われたが、物別れに。メーガン妃が葬儀で涙を流したことに関して、演技なのではとの疑惑も持ち上がった。
●ベアトリス王女(34)
女王の孫で、一般企業での会社員経験も持つ。王女は夫のインスタグラムで「なんと素晴らしい女性。彼女は全世界に類いまれな軌跡を残した。現代のイギリスは彼女の支えのもとに築かれている」と女王の功績を称えた。
●バイデン米大統領(79)、ジル夫人(71)
参列した女性のほぼ全員が帽子をかぶる中、ジル夫人が選んだのはまさかのカチューシャ。トーク帽(つばのない帽子)の人が多い中、まさかのファッションで周囲を驚かせた。
●マクロン仏大統領(44)、ブリジット夫人(69)
ブラックドレスの上にコートを羽織り、ベールつきのヘッドピースがアクセントに。マクロン大統領就任当初は、24才の“超”年の差夫婦として話題になった。
●ジョンソン前英首相(58)、キャリー夫人(34)
胸元が大きく開いている服装と派手すぎる金のボタンが、葬儀にふさわしくないと海外メディアから批判を浴びたキャリー夫人。昨年には第2子を出産している。
●アン王女(72)、チャールズ3世(73)
女王の一人娘は軍服姿で参加。波瀾万丈な人生エピソードが多い彼女は、1974年に誘拐未遂事件が発生し、乗っていた車が襲撃を受けた。さらに、2001年にはスピード違反で400ポンドの罰金を科せられた。
●ワンチュク ブータン国王(42)、ペマ王妃(32)
王妃はロングドレスにブラックパールのネックレスを身につけ参列。過去には、夫妻揃って日本を訪問し、皇室とも深い関係を築いている。