テレビ朝日の弘中綾香アナ(31)が、9月30日に結婚を発表した。お相手は、英語コーチングサービスを展開する株式会社プログリットの代表取締役社長・岡田祥吾氏(31)。その資産は15億円といわれており、同社は結婚発表の前日に東証グロース市場に上場している。
「弘中アナといえば、オリコンの『好きな女性アナウンサーランキング』で3連覇中の現役No.1女性アナウンサー。そのお相手が“ハイスペック男性”ということで、業界内でも“さすが弘中アナ”という声も多いですね。人気女性アナの場合、有名タレントやアスリートと結婚するパターンもありますが、場合によってはお相手のファンからバッシングされてしまうケースもあります。でも、今回の結婚にはそういったこともなさそうですね」(テレビ局関係者・以下同)
2013年4月にテレビ朝日に入社した弘中アナ。1年目で『ミュージックステーション』のサブMCに抜擢されると、その後は主にバラエティ番組で活躍。現在は『激レアさんを連れてきた』、『ノブなかなんなん?』、『あざとくて何が悪いの?』などにレギュラー出演している。
「現在出演中の番組は、いずれもメインの出演者です。局アナの場合、進行役やサブMCといった形が多いのですが、弘中アナの場合は完全にタレントと同じ起用のされ方なんですよ。そもそも、アナウンス力よりも、フリートークが高く評価されていて、“アナウンサーとしてのコメント”ではなく、“タレントとしてのコメント”が求められることが多い。“局アナ”というよりむしろ、“テレビ朝日専属タレント”に近いかもしれないですね」
2021年2月にはフォトエッセイ集『弘中綾香の純度100%』(マガジンハウス)、同年7月には写真集『ひろなかのなか』(講談社)を発売している。
「テレビ以外の活動も含めて、まさに“タレント”なんですよ。でも“局アナ”という特別な立場があるからこそ、キャラクターが保てているという側面もあると思います。もし“普通の新人タレント”であれば、1年目からここまで大きなチャンスは回ってこない。何度もフリー転身説が浮上しつつも、フリーにならなかったのは、弘中アナがそういった状況を理解しているからでしょう」
チャレンジする環境が整った
しかし、結婚したことでフリー転身が近づいたと見る関係者も少なくないという。
「お相手は“社長”ですから、経済的な基盤は申し分ない。弘中アナも、今よりももっと自由にやりたいことにチャレンジする環境が整ったということです。結婚したことで、芸能マスコミから追われることも少なくなり、私生活も多少は自由に動きやすくなったとも言えます。
また、局アナの場合、いくら人気があるといっても、若手アナウンサーが台頭してくれば仕事を奪われてしまう可能性もある。また、社内で出世できるかどうかという問題もあり、このままテレ朝に居続けたとしても、弘中アナの“タレント性”が活かされ続けるわけではないのも事実なんですよね。そういった現状もよくわかっているでしょうし、フリーに転身し、自らのストロングポイントをより強めていく方向性に進んでいくのではないでしょうか」(芸能記者・以下同)