芸能

丘みどりディナーショー中止「秋篠宮家のせい」はデマ 広がる偽情報に名古屋観光ホテル「全く無関係」

ディナーショーを中止した丘みどり

ディナーショーを中止した丘みどり

 歌手・丘みどり(38)のディナーショーが当日になって中止が発表された。名古屋観光ホテルの不手際により会場である「那古の間」を確保できていなかったためだという。ネット上では「秋篠宮家の長男・悠仁さま(16)の伊勢神宮参拝が関係しているのではないか」という噂が広がっているが、結論から言えばこれはデマである。

 丘は10月2日、名古屋観光ホテルの「那古の間」にて昼夜2部制でショーを開催する予定だった。しかし、昼の部の受付開始まで1時間を切った同日午前10時52分、丘はブログを更新。名古屋観光ホテルの総支配人・中神章裕氏の署名のもと、〈名古屋観光ホテルの不手際によりまして、開催会場である3階那古の間を確保出来ておりませんでした。つきましては、ディナーショーを開催する事が不可能となりました〉とつづられた書面を公開した上で、丘は〈昨夜ホテルに到着してから発覚したことで私自身もまだ把握できていないことだらけで何がどうしてどうなったのか…〉と吐露していた。

 翌3日、名古屋観光ホテルは詳しい経緯を発表した。ディナーショーを主催する東海ラジオから予約の申込みがあったあと、新たな案件が同じ宴会場で受注されたため、〈ホテル担当者は、ダブルブッキングを承知の上で、主催者様の承諾なしに要件満たさない別宴会場をディナーショーの会場として押さえました。その事実を主催者様に前日21時まで、お知らせせずにあたかも該当会場が押さえられているかのように虚偽の報告をしておりました〉といったことが明らかに。ダブルブッキングの事実が判明した頃にはもう会場準備や設営のための時間が残されておらず、中止に至ったと明かし、〈ホテルの全面的な不手際〉と認めている。

 一連の発表を受けて、ネット上を中心に〈ありえないミスだ〉とホテル側を批判する声が殺到。前代未聞のトラブルゆえに、こんな風説が浮上してしまった。

「名古屋観光ホテルは1936年に開業し、国内外のVIPが滞在してきた”中部の迎賓館”です。皇室の常宿としても知られ、2019年も天皇・皇后両陛下が行幸啓の際に宿泊されました。

 皇室ゆかりのホテルだからこそ、丘みどりさんのディナーショー中止に“何か裏があるのではないか”と疑う人もいた。ちょうど悠仁さまが10月1日、伊勢神宮を初めて単身で参拝されたのが話題になっています。そのため『悠仁さまが参拝後、名古屋観光ホテルに宿泊することになり、そのせいでディナーショーが中止されたんだ』という噂がネット上で広がっています」(皇室ジャーナリスト)

 実際にTwitter上では、〈丘みどりさんディナーショーのダブルブッキングの相手は秋篠宮家〉〈丘みどりさんディナーショーは、秋篠宮悠仁伊勢神宮参拝のために中止になった〉といった書き込みが殺到している。
名古屋観光ホテル側に噂の真偽を聞いた。

「そのようなデマが広がっていることは確認済みですし、ホテルに問い合わせされる方もいらっしゃいますが、(秋篠宮家は)全くの無関係です」(担当者)

 ディナーショーの代わりに「那古の間」で何が行われたかについては、「個人情報なのでお答えしかねる」とのことだった。

関連記事

トピックス

氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
公益通報されていた世耕弘成・前党参院幹事長(時事通信フォト)
【スクープ】世耕弘成氏、自らが理事長を務める近畿大学で公益通報されていた 教職員組合が「大学を自身の政治活動に利用、私物化している」と告発
週刊ポスト
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン