9月30日に“一般男性”との結婚を発表したテレビ朝日の弘中綾香アナ(31)。お相手が英語コーチングサービスを展開する株式会社プログリットの代表取締役社長・岡田祥吾氏(31)だと判明したことも相まって「資産15億円社長と結婚」などと大きく報じられた。10月4日にはテレ朝の定例会見に出席した早河洋会長が、弘中アナの結婚に言及するなど彼女の存在感は高まる一方だ。弘中アナは今後も「局アナ」を続けていく意向だというが、“最強アナ”には今後、意外な壁が待ち受けているようだ。
女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「弘中アナは結婚発表の際のコメントで『局アナを続ける』としていましたが、テレ朝に限らずどの局でも報道番組を担当していないアナウンサーが出世していくのは難しいのが現状です。弘中アナの知名度アップに貢献したのは看板場組『ミュージックステーション』のサブ司会ですが、このポジションは“出世アナ”の登竜門になっているものの、実際に出世した先輩アナが評価されているのはバラエティや音楽番組でのMC力ではありません。
これまで同番組を担当してきた彼女の先輩である下平さやかアナ(49)は担当部長、武内絵美アナ(45)は主任になっていますが、下平アナは『スーパーモーニング』『やじうまプラス』『サンデースクランブル』でメインキャストとして実績を残していますし、武内アナも『報道ステーション』『GET SPORTS』や五輪キャスターなどのスポーツアナとしてキャリアを積み重ねています。報道やスポーツに力を入れているテレ朝ではそういうバラエティ以外の担当があるほうが出世していく傾向にあるため、現時点で報道や情報番組のキャリアがほぼない超稀有な存在である弘中アナが出世していく流れが見えないというのが正直な感想です」
2013年入社の弘中アナは現在、『激レアさんを連れてきた』『ノブナカなんなん?』『あざとくて何が悪いの?』にレギュラー出演し、実質的にはタレントMCと同様の役回りをこなしている。近年は「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調査)で2019年から3連覇を果たしていることもあり、丸山氏は従来の出世とは異なる「“特別措置”が講じられるのではないか」と予想する。