「選手の皆さんには、日頃の練習の成果を充分に発揮されるとともに、改めてスポーツのすばらしさを実感しつつ、お互いの友情を育み、地元栃木県の皆さんとの一期一会を大切にして、すばらしい思い出を作ってください」。
10月1日に行われた「第77回国民体育大会」(栃木県)の開会式で、天皇陛下はそう力強く述べられた。国体は主要な地方訪問として「四大行幸啓」と呼ばれるもので、天皇皇后両陛下が実際に現地に訪問されたのは実に2年8か月ぶり。久しぶりのご訪問で、笑顔あふれた一日を振り返ります。
同県の北犬飼コミュニティセンターも訪問された両陛下。出迎えの知事ら一人ひとりと挨拶をされながら、時におふたりでお顔を見合わせ笑顔を見せられた。
駅頭での「密」を避けるため車での移動をされた両陛下。それでも、会場に入られる頃にはおよそ5000人の人が出迎えた。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2022年10月20日号