芸能

沢田研二、直前に「コンサート日程変更」の前代未聞トラブル ファンの怒りと困惑

沢田研二に何が起きているのか(写真は2020年)

沢田研二に何が起きているのか(写真は2020年)

 東京・渋谷で沢田研二(74才)の全国コンサートツアーがスタートしてから3か月。ファイナルは来年、沢田の75才の誕生日である6月25日に、因縁の地である「さいたまスーパーアリーナ」にて開催される。過去にこの場所で「当日ドタキャン」をした彼に、またもや“トラブル”が起こっている。一体何が──。

 その知らせは10月初旬、突如、沢田の公式ホームページに掲載された。
《沢田研二 LIVE 2022-2023「まだまだ一生懸命」ツアーの11月15日(火)東京国際フォーラム ホールA公演につきまして、主催側のコンサート日程管理に不手際がございました。そのため、11月15日(火)に予定しておりました東京国際フォーラム ホールA公演の日程を変更させていただくこととなりました》

 開催まであと1か月と少しだというのにコンサートの日程が突然、変更になったのだ。変更後の日程は、前日の11月14日で会場は同じ。しかし、ファンにとっては「たかが1日前倒し」という簡単な話ではない。15日のコンサートのために前々から予定を調整してきた人たちからは落胆の声が相次いでいる。

「地方から上京するため、飛行機を予約していたんですが、いわゆる“早割”で取っていたので変更できません。公演のチケットは払い戻しされますが、飛行機代は補償されず、決して安くない交通費をドブに捨てる羽目になってしまいました」(60代のファン)

「すでに会社に有給休暇を申請していて、代理の人員も頼んでいたので、いまさら有休を変更したいとも言えず……。こんなミス、普通ならありえないですよね」(50代のファン)

 今回のコンサートを主催するイベント会社に問い合わせたところ、

「この度はご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません。弊社の方で15日とご案内してチケットの販売を行っていたのですが、こちら側の管理の不手際で11月14日の公演になりまして……」

 と、詫びるばかり。その“不手際”が生じてしまった詳細については語らなかった。一体何があったのだろうか──。

 今年の沢田は、例年にもまして精力的に活動を展開してきた。7月から32公演の全国ツアーをスタートさせ、いまもその真っただ中だ。俳優業も絶好調で、11月から主演映画『土を喰らう十二ヵ月』が公開される。実に20年ぶりとなる映画での単独主演だ。

「昨年公開された映画『キネマの神様』で、撮影を前に亡くなった志村けんさん(享年70)の代役を務めてから、徐々に俳優の仕事も再開。スクリーンでも唯一無二の存在感を放ち、注目を集めています。今後、俳優としてのオファーもますます増えていくことでしょう」(映画配給会社関係者)

 しかし、当の沢田としてはやみくもに露出を増やしたいわけではなく、仕事の質に強いこだわりを持っているという。

「沢田さんは、昨年デビュー50周年を迎えたのを機に、個人事務所やファンクラブを閉鎖しました。以降は、妻である田中裕子さん(67才)の事務所に窓口を委託し、オファーがあった仕事は沢田さん自身がじっくり考えて納得できるものだけを受けるというスタイルを貫いているそうです」(前出・映画配給会社関係者)

 やりたい仕事だけに集中して取り組む──沢田が望んだ環境が整ってきたのだろう。気分もノッているのか、7月からの全国ツアーの評判は上々だ。音楽関係者が唸る。

「特徴的な艶のある歌声は健在で、シャウトも披露していました。70代半ばとは思えない声量で、走りながら歌っても、声がまったくブレないんですよ。沢田さんはライブのMCで、『コロナ禍がこんなに長く続くとは思わなかった』と、ここ2年間の苦労も吐露していました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン