国内

愛子さま、ご結婚に「母親思い」がマイナス作用も 水面下では旧宮家の男子と“調整”か

(写真

強い絆と信頼で結ばれている(写真は2019年8月、栃木県。JMPA)

 多くの国民が、愛子さまの成長を、まるでわが子のように見守ってきた。昨年12月に成人を迎えられ、自然と次に関心を集めるのは愛子さまの“恋路”。しかし、天皇家のひとり娘として生まれた愛子さまの前には、さまざまな障壁が立ちはだかる。

 愛子さまは今年3月に成年会見に臨まれた。

「これからもどうかお体を大切に。これからも長く一緒に時間を過ごせますように」

 そのお言葉は、「両親に伝えたいこと」を記者から問われた際に発せられたものだ。皇室ジャーナリストが解説する。

「この言葉に、愛子さまのご覚悟が感じられました。というのも、女性皇族は結婚するまでは皇族として務めを果たし、結婚後は皇籍を離れて民間人になると皇室典範で定められています。そのため、愛子さまの『長く一緒に』というのは、結婚はせず、両陛下とともに今後も皇族として歩まれようというお気持ちがにじみ出たもののようにも感じられたのです」

 両陛下の存在が、愛子さまにとってどれほど大きいかが伝わってくる。

「特に、愛子さまと雅子さまのつながりは強力です。かつては“母子密着”といわれたこともありました。先のエリザベス女王の葬儀のため両陛下がイギリスを訪問された際には、オンライン通話を楽しまれていたと聞きます。

 雅子さまはいまだ療養中であり、愛子さまは寄り添いたいとお考えなのでしょう。成年会見でのお言葉は、“できるだけそばにいるから安心してください”という雅子さまへのメッセージだったようにも思えるのです」(皇室記者)

 しかし、こと結婚へと思いを巡らせると、強い母親思いの側面は、マイナスに働いてしまいかねない。

「雅子さまは、常に皇族としての自覚を持った行動をされるよう、愛子さまをお育てになってきました。仮にご結婚へと舵が切られようとしても、目を光らせる雅子さまの手前、“愛子さまがされたい結婚”よりも “愛子さまに期待される結婚”を優先させてしまうこともあるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

仕事も住む場所もガラリと変わる

 愛子さまが「ご自身の思うまま」にご結婚のお相手を選ばれることが難しいのは、雅子さまを思ってのことだけではない。

「もちろん、結婚は当人の意思が重要で、誰かに無理強いされたり、“政略結婚”のようなことがあったりしてはなりません。それは大前提ではあるものの、愛子さまの将来のお立場が大変不安定な現状では、進む話も進まない」(別の皇室記者)

 昨年12月、皇室の皇位継承のあり方などを議論する有識者会議が最終報告書を取りまとめた。

「議論は国会へと移されましたが、その後、話し合いは遅々として進んでいない。結婚されて民間人になるのか、それとも結婚後も皇族のままなのか、愛子さまとしても将来へのご不安がおありでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン