「まさかと思いました。お店に入ったら、カウンターのど真ん中で山口智子さん(58才)と唐沢寿明さん(59才)が食事をしていたんです。ご夫婦でお酒を飲みながら、楽しそうに会話していました。途中、山口さんが“あぁ、ふたりでご飯を食べているいまが、本当に幸せ!”って唐沢さんに伝えているのが聞こえてきた。こっちが照れちゃうくらい、ラブラブでしたよ」(居合わせた客)
10月中旬のある夜、芸能界きってのおしどり夫婦が訪れたのは、東京・港区にあるカウンター席のみの鮨店。今年7月にオープンしたばかりだが、有名仲卸店から仕入れるまぐろが格安で食べられると評判で、すでに予約困難な人気店に。ふたりとは、意外なつながりのある店だという。
「大将が若手の職人で、オープン前にクラウドファンディングで資金調達をしたんです。その“いま風”のスタイルに反応したのが、唐沢さんご夫妻でした。“若い職人を応援したい”という気持ちもあって、支援されたそうです」(唐沢を知る芸能関係者)
その日、初めてお店を訪れたというふたりには、特別な目的があった。食事の終盤、一心不乱に鮨を握る職人が唐沢の一言に手を止め、目を丸くしたという。
「そろそろシメというタイミングで、唐沢さんが“実は今日、妻の誕生日でして”と話し始めたんです。隣の山口さんは顔を赤くして照れたような表情で。“女性はこういうのが大事ですからね”と笑う唐沢さんを見て、素敵なカップルだなと思って見たら、職人がかなり焦っていて……。
ビッグカップルが来ただけでも驚きなのに、さらに誕生日と言われて。きっと何も用意していなかったから、あ然としちゃってた(笑い)。でも、おふたりは何かを期待したわけではなく、純粋に事実を報告しただけで、サッと帰っていきましたよ」(前出・居合わせた客)