スポーツ

巨人戦力外通告の山口俊「シャドーボクシングで自滅流血事件」で思い出される元グラドル妻の凄い剣幕

泥酔暴行の騒動後、記者会見で謝罪した山口(写真/時事通信フォト)

巨人戦力外通告の山口俊(写真/時事通信フォト)

 わずか3年で頂点からどん底へ──プロ野球の巨人・山口俊投手(35才)が10月25日、球団から戦力外通告を受けた。2019年シーズンには、キャリアハイの15勝で最多勝、最多奪三振、最高勝率、ベストナインを獲得。巨人のセ・リーグ優勝に大貢献した元エースが、今季はわずか1試合の登板に終わり、あっさりとクビを切られた形だ。

 横浜DeNAに11シーズン所属して、抑えのエースとしても先発の柱としても活躍。FA移籍した巨人でも結果を残して、2020年からはメジャーリーグに挑戦した。しかし、結果を残せずに昨年のシーズン途中からは巨人に復帰。すぐに2勝を挙げたが、夏以降からは7連敗と調子を崩していた。あるスポーツ紙記者は「先発もリリーフもできる器用さもあり、調子が戻れば復活も十分あると思っていたので、驚かされました。やはり『球界の紳士』を謳う巨人としては、過去のトラブルも加味して早めに見限ったのかと取材陣の間では話題になっています」と話した。

 山口の大きな汚点とは、巨人移籍1年目の2017年7月11日に起こした泥酔暴行事件だ。30才の誕生日の夜に都内飲食店で泥酔して右手を負傷。直後の深夜に治療に訪れた病院で入口の扉を破壊し、男性警備員にも暴行したとして、後日に傷害と器物損壊の疑いで書類送検された。示談が成立し不起訴処分となったが、巨人からは総額1億円以上の罰金と減俸を科される一大事件となった。

「あの事件は彼にとって不運としか言いようがありませんでした。パーティーで飾られていたバルーンをサンドバックに見立てて、シャドーボクシングをしてしまったんです。ここまでは、酒が入ればふざけてやってしまう人もいること。彼の場合、酔っていたこともあってか、目測を誤って、近くにあった額縁のガラス窓を殴ってしまい、右手拳から出血したんです。けが自体は大したことはなかったのですが、右手は彼の商売道具ですから……」(山口の知人)

 そこですぐに動いたのが、2才年上の元グラビアアイドルの妻である。当時の暴行事件では、ケガをした夫のために妻が救急外来の病院を探して、連れ添っていた。前出の山口の知人は「奥さんが、プロ野球選手とバレると大事になるからと、警備員に『人目につかないように対応してもらえますか?』と気を利かせたところ、無下に断られてしまった。その態度に山口君がケンカ腰になってしまったのです。現場では、奥さんがすごい剣幕で必死に2人の間に入って止めようとしていたそうです」と明かしていた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
坂本勇人(左)を阿部慎之助監督は今後どう起用していくのか
《年俸5億円の代打要員・守備固めはいらない…》巨人・坂本勇人「不調の原因」はどこにあるのか 阿部監督に迫られる「坂本を使わない」の決断
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン