▼スクロールで次の画像

白内障手術の名医・平松類医師の手術現場に密着

白内障手術の名医・平松類医師の手術現場に密着

手術手順

手術手順

【1】診察後に手術室へ入室:事前に診察を受けた後、瞳孔を開く作用のある散瞳剤を点眼して手術室へ

【1】診察後に手術室へ入室:事前に診察を受けた後、瞳孔を開く作用のある散瞳剤を点眼して手術室へ

【2】眼を入念に消毒して局所麻酔:眼とその周囲を丹念に消毒した後、顔にカバーをかけ、点眼麻酔を行なう

【2】眼を入念に消毒して局所麻酔:眼とその周囲を丹念に消毒した後、顔にカバーをかけ、点眼麻酔を行なう

【3】まぶたを固定してさらに麻酔をかける:開瞼器(かいけんき)でまぶたを固定。平松医師の場合は眼の玉に直接入れる前房内麻酔も行なう

【3】まぶたを固定してさらに麻酔をかける:開瞼器(かいけんき)でまぶたを固定。平松医師の場合は眼の玉に直接入れる前房内麻酔も行なう

【4】メスを入れて水晶体前嚢を円形切開する:眼球に入れる切れ目の幅は1ミリと2~3ミリ

【4】メスを入れて水晶体前嚢を円形切開する:眼球に入れる切れ目の幅は1ミリと2~3ミリ

【5】濁った水晶体を取り出す:切開創に器具を挿入し、超音波で水晶体を破砕。細かくなった水晶体を吸引する

【5】濁った水晶体を取り出す:切開創に器具を挿入し、超音波で水晶体を破砕。細かくなった水晶体を吸引する

【6】眼内レンズを挿入する:水晶体を包んでいた嚢の中に粘弾性物質を注入。その後、人工水晶体の眼内レンズを挿入する

【6】眼内レンズを挿入する:水晶体を包んでいた嚢の中に粘弾性物質を注入。その後、人工水晶体の眼内レンズを挿入する

【7】術後、眼球保護のため眼帯を装着:傷口は自己閉鎖するため縫合はせず、眼の周囲を清潔に保った後、眼帯をつける

【7】術後、眼球保護のため眼帯を装着:傷口は自己閉鎖するため縫合はせず、眼の周囲を清潔に保った後、眼帯をつける

【8】看護師に付き添われながら退室:術後は片方の眼しか見えないので、安全のため車椅子に乗って手術室から退室する

【8】看護師に付き添われながら退室:術後は片方の眼しか見えないので、安全のため車椅子に乗って手術室から退室する

スケジュール

スケジュール

挿入するレンズの種類で見え方が変わる

挿入するレンズの種類で見え方が変わる

実際の眼内レンズ:眼内レンズはアクリル製が多い。使用前は挿入しやすいように小さく折りたたまれている

実際の眼内レンズ:眼内レンズはアクリル製が多い。使用前は挿入しやすいように小さく折りたたまれている

平松類(ひらまつ・るい)/1978年生まれ、愛知県出身。医学博士。昭和大学医学部を卒業後、彩の国東大宮メディカルセンター眼科医長などを経て、二本松眼科病院に勤務

平松類(ひらまつ・るい)/1978年生まれ、愛知県出身。医学博士。昭和大学医学部を卒業後、彩の国東大宮メディカルセンター眼科医長などを経て、二本松眼科病院に勤務

関連記事

トピックス

群馬県前橋市の小川晶前市長(共同通信社)
「再選させるぞ!させるぞ!させるぞ!させるぞ!」前橋市“ラブホ通い詰め”小川前市長が支援者集会に参加して涙の演説、参加者は「市長はバッチバチにやる気満々でしたよ」
NEWSポストセブン
ネットテレビ局「ABEMA」のアナウンサー・瀧山あかね(Instagramより)
〈よく見るとなにか見える…〉〈最高の丸み〉ABEMAアナ・瀧山あかねの”ぴったりニット”に絶賛の声 本人が明かす美ボディ秘訣は「2025年トレンド料理」
NEWSポストセブン
千葉大学看護学部創立50周年の式典に出席された愛子さま(2025年12月14日、撮影/JMPA)
《雅子さまの定番カラーをチョイス》愛子さま、“主役”に寄り添うネイビーとホワイトのバイカラーコーデで式典に出席 ブレードの装飾で立体感も
NEWSポストセブン
審査員として厳しく丁寧な講評をしていた粗品(THE W公式Xより)
《「脳みそが足りてへん」と酷評も》粗品、女性芸人たちへの辛口審査に賛否 臨床心理士が注目した番組冒頭での発言「女やから…」
NEWSポストセブン
12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情