芸能

川口春奈、目黒蓮とともに注目 『silent』で視聴者の心を奪った鈴鹿央士「芸能界デビューと芸名」の秘密

鈴鹿

『silent』に出演中の鈴鹿央士

 10月下旬、東京郊外のフットサル場。道ゆく人が足を止め、夕暮れに染まるコートを歓喜の声とともに見つめている。大ヒットドラマ『silent』(フジテレビ系)の撮影が行われていたのである。見物客の人数はあっという間に膨れ上がり、撮影スタッフが交通整理に駆り出されるほどだった。目撃者が撮影の様子を語る。

「フットサル場では川口春奈さん(27才)と鈴鹿央士さん(22才)が撮影をしていました。川口さんがビブスを干しながら鈴鹿さんと話し込むシーンのようで、夕方から入念にリハーサルを繰り返していましたね。陽が落ちてからの本番だったみたいですが、同じシーンを何回も撮り直していました。1シーンに2時間くらいかけていたんじゃないかな。力の入れように驚きました」

『silent』は川口演じる主人公の青羽紬が、聴力を失った元恋人・佐倉想(目黒蓮)と再会し、音のない世界で“出会い直す”という切なくも温かいラブストーリー。初回放送から『TVer』での見逃し配信再生回数の歴代最高記録を更新し、2話目で累計1000万再生を突破。公式Twitterのフォロワー数は47万を超え(11月2日時点)、早くも「今季一番泣けるドラマ」として注目されている。

 人気ドラマには「脇役」が欠かせないが、『silent』でも視聴者の心を掴み始めている存在がいる。川口の現在の恋人を演じている鈴鹿だ。SNS上には、視聴者の鈴鹿に対するこんな胸キュンコメントが溢れている。

《今回の放送で、鈴鹿央士に完全に心を奪われた》
《なんて繊細な演技をするんだ……央士くんにやられている》

 鈴鹿は2018年にスカウトをきっかけに芸能界入り。同年秋に『第33回 MEN’S NON-NO 専属モデルオーディション』でグランプリを獲得し、2019年から俳優としての活動を開始した。その後、映画『蜜蜂と遠雷』(2019年)で映画初出演を果たすと、デビュー作となった同作で「第43回日本アカデミー賞」「第44回報知映画賞」といった映画賞の新人賞を次々に獲得。以降、ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』(2019年)や『ドラゴン桜』(2021年)、『六本木クラス』(2022年)などの話題作に出演している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

「衆参W(ダブル)選挙」後の政局を予測(石破茂・首相/時事通信フォト)
【政界再編シミュレーション】今夏衆参ダブル選挙なら「自公参院過半数割れ、衆院は190~200議席」 石破首相は退陣で、自民は「連立相手を選ぶための総裁選」へ
週刊ポスト
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン