いま食べるべき話題の店に、元自衛隊芸人・やす子が突入
ドーナツブームが止まらない──! 近年、素材から生地、製法など独自のこだわりを持つドーナツ専門店が全国各地で次々とオープンしている。その味や食感は、既成概念を超えるものばかり。年間500種類以上のドーナツを食べる溝呂木一美さんが、いま最もアツいドーナツ店を厳選。いま食べるべき話題の店に、元自衛隊芸人・やす子が突入しました。
生地は国産の小麦粉を使用。生地作り、成形、具材のすべてを店内で調理している
■I’m donut ?
【住所】東京都目黒区上目黒1-22-10
「ドーナツのイメージを覆すふわふわ食感を求め大行列」
福岡にある人気ベーカリー『アマムダコタン』で販売していた生ドーナツが連日大反響を呼び、ドーナツ専門店として誕生。小麦粉はすべて国産、揚げ油はトランス脂肪酸フリーのショートニングを使うなど、おいしいドーナツを作るために素材から手を抜かない。
長時間低温で発酵させた生地を高温で揚げることで、とろけるような食感に
火加減を調整しながら手早く混ぜるカスタードクリームは、卵の風味を感じる濃厚な味わい
手作りのシュガーソースを揚げたてのドーナツにたっぷりかける
中目黒店で一番人気の生ドーナツ「I’m donut ?」は、ブリオッシュ生地にローストしたかぼちゃを練り込み、210℃の高温で約2分間揚げる。その食感はドーナツと思えないほどふわふわでなめらかな“究極”の口どけ。
「外はカリカリなのに中はじゅわ〜っと、お餅みたいにもっちもち。思わず、『Are you donut?』と聞きたくなります! はい〜」
と、話題の人気ドーナツに大感激のやす子。
「もともとドーナツや甘いものが好きで、舞台前や後は糖分が欲しくなるので、コンビニでドーナツを買うことが多いです、はい〜。専門店のドーナツはここが初めてなので、他にもいろいろ巡って食べ比べしてみたいです、はい〜」
酸味の効いた木苺のピューレに、生クリーム、クリームチーズが入った『framboise(フランボワーズ)』421円
■PARK STORE
【住所】東京都世田谷区池尻1-7-2
「アメリカンサイズのビッグドーナツ」
「別名『生ドーナツ』と言われる看板商品の『I’m donut ?』205円。“ふわっふしゅ〜”と溶けてしまう、オリジナリティーのある食感。食べると『生ドーナツ』のゆえんがわかります」(溝呂木さん・以下同)
店内で搾った新鮮なレモン果汁をクリーム状にペーストした、さわやか風味の『lemon(レモン)』280円
パルマ産の生ハムがのった総菜ドーナツ。中には細かく砕かれたオリーブの実がたっぷり。『prosciutto(プロシュート)』421円
ガッツポーズ
チーズケーキ専門店が自家製クリームを使用して、店先のフードカーで作る揚げたてドーナツ。「クリームがぎっしり詰まっていてずっしり重みがあります。中のクリームは、クリームチーズやサワークリームを加えたチーズケーキ風の味で、さっぱり」。
『ピーナッツバター&フランボワーズ』(写真左上・430円)や『フジカワレモン』(写真右上・290円)は不定期販売ながら大人気
■RACINES DONUT & ICE CREAM
【住所】東京都港区北青山3-4-3 ののあおやま1F
「パン職人による本格生地」
店内には無添加にこだわった約20種類以上のドーナツが並ぶ
RACINES DONUT & ICE CREAM
パン職人が開発した本格的な生地と、無農薬食材にこだわった人気店。「おすすめのメープル&ベーコン(写真手前・390円)は、しっとりもっちりしたイーストドーナツに、コクのあるメープルグレーズとカリカリしたベーコンの意外な組み合わせ。甘くてしょっぱくて、クセになるおいしさ」。
大人気の『オリジナルグレーズ』(写真左・410円)は、イースト生地にイタリア産有機はちみつと北海道産バターのグレーズがやさしい味。口の中に広がるフランボワーズのつぶつぶ感がくせになる『フランボワーズグレーズ』(写真右・410円)