街歩きが気持ち良い季節にぴったりの、東京散策ガイド『週刊ポストGOLD 歴史と鉄道でめぐる大人の東京さんぽ』が発売中。江戸の面影残る名所からグルメまで東京の魅力を凝縮したオールカラーの1冊だ。「歴史」「地形」「鉄道」を切り口として、團遥香、神田愛花、柴田阿弥が都内の隠れた名所を案内する。そのなかから、いくつかの名所さんぽを紹介しよう。
《團遥香と名建築探訪》
●三井本館(中央区)
1929年に竣工した三井財閥の本拠地。ローマ風の列柱や壮麗な内観が特徴。
●薬園坂(港区)
異国情緒溢れるイラン・イスラム大使館の外壁が鮮やかだ。
《神田愛花と「スリバチ地形」歩き》
●不動谷の窪地(新宿区)
三方を階段に囲まれた窪地。歩くことで凹凸のある地形を実感できる。
●円通寺坂(港区)
赤坂界隈は都内でもとりわけ急峻な坂が多い。
《柴田阿弥と暗渠(あんきょ)巡り》
●柳橋(新宿区)
神田川の支流を東京五輪前年(1959年)に暗渠化。橋跡から往時に思いを馳せるのも楽しい。
※週刊ポスト2022年11月11日号