芸能

『ヒプマイ』『東リベ』声優の野津山幸宏、デビューから5年の今を語る「仕事のやりがい」「ボディメイク」

『東京リベンジャーズ』の林良平役などの声優として活躍する野津山幸宏さん

『東京リベンジャーズ』の林良平役などの声優として活躍する野津山幸宏さん

 声優が披露するラップの完成度の高さが話題の『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の有栖川帝統(ありすがわだいす)役や、原作の世界累計発行部数が6500万部を突破している大ヒット作『東京リベンジャーズ』の林良平役など“いま熱いコンテンツ”に出演している野津山幸宏(25)。10月28日(金)から劇場公開されているアニメ映画『カメの甲羅はあばら骨』のキリン沢リン太郎役も担当する、今後の活躍が大注目の新人声優だ。

 9月2日に5周年を迎えた『ヒプノシスマイク』は、初となるディビジョン別ライブが9月3日から毎月行われている。野津山の出演は2023年1月21日(土)22日(日)を予定。さらに、3DCGライブも12月2~4日に開催される。

 野津山にとって、事務所に所属してすぐにオーディションを受けたのが『ヒプノシスマイク』だ。キャストの中で最もキャリアが短く、かつ最年少での抜擢。右も左もわからない中、声優としてとても刺激的なスタートを切ることになった。

「ありがたいことに、デビュー直後からイベントやアフレコなどいろいろな経験をする機会をいただいています。ただ、初めてのことばかりで、すぐに課題が見つかりました。頑張って声を出し過ぎてガラガラになってしまったり、資料を読み込む時間がもうちょっと必要だったなって感じたり。イメージトレーニングにもう少し時間をかければよかったな……と思ったこともありました。

 デビューして5年が経ち、身についたこともありますが、まだまだ経験不足。毎回毎回の仕事がなんとなくで終わることのないように、吸収し続けなきゃなって思っています。新たな気づきの連続で、チャレンジしたいことも山ほどあります。

 吸収という意味では仕事中だけではなく、毎日の生活もぼんやりと過ごさないようにしています。音楽や食べ物、時事ネタなどあらゆることにアンテナをはり、あまり興味のない世界も覗いてみています。作品の流行は時代によって変わるし、声の流行りもあると思います。そのときそのときのニーズに合ったものをオーディションや現場でぶつけるためにも、吸収しても、しても、したりない! って感じですね」

「失敗」ではなく「課題」、「悩み」ではなく「チャレンジしたいこと」という言葉を選んで話す姿に、日ごろから物ごとをどう捉え、どう取り組んでいるのかがうかがえる。その心の持ちようは、ボディメイクに対しても発揮されたそうだ。前向きに学び取り組み、結果「楽しい!」と思えるほどになったという。

「大好物は唐揚げ」からのダイエット

「とあるイベントがあって、キャラクターとしてファンの方の前に立つのに、このボディはどうなの? このままでステージに立つのは許されないぞ! と思ってダイエットを決意。もともと自炊はするため、食事メニューを変えようと思いました。ただ、大好物が唐揚げですと言えばなんとなくわかってもらえると思いますが、こってりしたものが大好きでお酒も大好き。正直、ボディメイクに取り組む前のダイエット食のイメージは、食べても物足りないだろうなぁというものでした。

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン