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中居正広が受け入れ難かった「1か月完全休養」 背景に父の闘病のつらい思い出も

中居正広

中居正広が休養に入る。その背景には何があったのか…(写真は2021年)

「やせすぎ」「顔色が悪い」と心配の声が相次ぐほどに、彼の異変は誰の目にも明らかだった。11月4日に1か月の休養を発表した中居正広(50才)。自身がMCを務める番組で休養に至った経緯を説明するも、具体的な病名や症状は語らなかった──。

 その休養宣言の約1週間前、中居の状態に関する記事が掲載された。『週刊新潮』(10月27日発売号)が《「中居正広」深刻病巣摘出で緊迫のカルテ》とのタイトルで衝撃の内容を報じた。同誌によれば、中居は7月に受けた急性虫垂炎の手術と前後して、盲腸がんに侵されていることが判明。9月に都内の病院に2週間の予定で極秘入院し、がんを切除する手術を受けたというのだ。

 そもそも中居にとって、1か月もの完全休養は受け入れ難いことだった。

「中居さんは責任感が強い人なので、番組スタッフやテレビ局に対して、“もう迷惑をかけられない”という気持ちが強かった。また、ジャニーズ事務所からの独立以降は、個人事務所で仕事を続けています。いわば後ろ盾がない状態。長期離脱することで、レギュラー番組が打ち切りになるのではないかという不安もあったようです」(芸能関係者)

 なかなか休養に踏み切れなかった中居。彼にとってがん闘病には、つらい思い出もある。中居は2015年2月に最愛の父・正志さん(享年79)をがんで亡くしているが、その闘病生活は壮絶だった。正志さんは2013年2月に肺がんの手術で片方の肺を全摘出。その後リンパへの転移が見つかり、放射線治療を余儀なくされた。そして2014年5月に咽頭がんが判明すると、複数回の手術を重ね最終的には声帯を切除した。

「その結果、正志さんはしゃべることができなくなり、食事も満足に摂れなくなりました。80kg近くあった体重も40kg台まで落ちたそうです。中居さんは、“病院食がまずい”と言う正志さんのために、自らおにぎりや豚汁を作って病院に届けるなど、最後まで闘病生活を支えていました」(中居の関係者)

 正志さんがこの世を去って3か月後、中居に父親と自身を重ねる出来事が起きる。中居の「喉」にも腫瘍が見つかったのだ。

「幸い腫瘍は良性のポリープだったので、摘出手術で事なきを得ました。ですが、父親のがんと同じ箇所だっただけに、中居さんは手術後に出演したラジオ番組で“DNAだなと思った”と、不安を口にしていました。摘出手術後も喉に不調をきたすことがたびたびあり、いまでも定期的に専門のクリニックに通院していると聞きます」(前出・芸能関係者)

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