スポーツ

年俸大幅アップの大谷翔平 日本での愛車は2500万円ポルシェ、米ではテスラ

大谷翔平が日本のジムに!

ジム帰りの大谷と通訳の水原氏(左)

 都心の木々が色づき始めた11月初旬、都内の臨海地区を、紅葉よりも鮮やかな真っ赤なポルシェが疾走していた。助手席には、一際大柄な男性のシルエットが浮かぶ。メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手(28才)だ。車はそのまま、トップアスリート御用達のトレーニングジムが入る建物の駐車場へと滑り込んだ──。

 現地時間の11月5日、ワールドシリーズが決着し、メジャーリーグの2022年シーズンが幕を閉じた。一足早くシーズンを終えた大谷は、10月18日に帰国。

「またここから来年に向けて頑張りたい」

 羽田空港で行った会見では、明るい表情でそう抱負を語っていた。その言葉通り、大谷はすでに“次の目標”に向けて動き出していた。

「野球選手のオフの過ごし方はさまざまですが、まずは1年間の疲れをしっかり取ることが先決です。二刀流で活躍する大谷選手の場合、蓄積された疲労は想像もつきません。にもかかわらず、彼は早速ジムでみっちりトレーニングを始めています。それは、大谷選手が“もっと野球がうまくなりたい”という思いを抱く生粋の野球少年だからなのでしょう」(球界関係者)

 実際に、このオフにジムで大谷の姿を見かけた人は、「シーズン中さながら、無心にバットを振っていた」と話す。このオフの課題は、新しいピッチングスタイルの完成だという。

「来シーズンからメジャーリーグでは、試合時間短縮のために『走者なしでは15秒以内、走者がいる場面では20秒以内』に投球を始めなければ1ボールとカウントされてしまう『ピッチクロック』というルールが導入されます。投球に時間をかけるタイプの大谷選手にとってはこれまで通りでは間に合わないため、なんとか克服しようとしているようです」(前出・球界関係者)

年俸アップで車もグレードアップ

 冒頭のシーンに戻ろう。トレーニングを終えた大谷は、紺色のキャップを後ろ向きにしてかぶり、手には大きなドリンクボトルを持っていた。再びポルシェの助手席に乗り込むと、隣でハンドルを握る男性に何やら微笑んだ。専属通訳の水原一平氏だった。

「水原さんは通訳としての役割だけでなく、大谷選手の私生活のサポートも一手に担っていて、運転手も務めています。大谷選手は絶対の信頼を寄せている。大谷選手は、要人のように後部座席に座るのは嫌だからと、助手席に座るんです。その方が、運転席の水原さんともコミュニケーションが取りやすいんでしょうね」(スポーツ紙記者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
【独自】「弟がやったことだと思えない…」中居正広氏“最愛の実兄”が独白30分 中居氏が語っていた「僕はもう一回、2人の兄と両親の家族5人で住んでみたい」
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新田恵利(左)と渡辺美奈代があの頃の思い出を振り返る
新田恵利×渡辺美奈代「おニャン子クラブ40周年」記念対談 新田「文化祭と体育祭を混ぜたような感覚でひたすら楽しかった」、渡辺「ツアーも修学旅行みたいなノリ」
週刊ポスト
放送時間を拡大しているフジテレビの『めざましテレビ』(番組公式HPより)
日テレ『ZIP!』とフジ『めざまし』、朝の“8時またぎ”をめぐるバトルがスタート!早くも見えた戦略の違い
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
公的年金は「社会的扶養」「国民の共同連帯」「所得再分配機能」(写真提供/イメージマート)
《まるで借りパク》政府の基礎年金(国民年金)の底上げ案 財源として厚生年金を流用するのは「目的外使用」ではないのか、受給額が年間8万円以上減額も
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン