国内

女子大生を医大生3人が代わる代わる性的暴行 懲役8年求刑された主犯格男性の素顔「落とせなかった女は多数」とSNSで紹介

長田被告(所属していたサッカー部のTwitterより。現在は削除)

長田知大被告(所属していたサッカー部のTwitterより。現在は削除)

 女子大生を集団で乱暴したとして滋賀医科大学生の男3人が逮捕された事件。11月15日、強制性交の罪に問われた主犯格の同大医学部6年生・長田知大被告(25)に、検察側は「3人がかりで被害者の心を折り、性的自由を踏みにじった」と非難し、懲役8年を求刑した。
 
 事件は今年3月15日。長田被告とA被告が長田被告宅のエレベーターで女子大生を脅迫、そのまま自宅に連れ込んで暴行を加えた。その後、B被告も交え、3人で暴行を加え、一部始終をスマートフォンで撮影していた。犯行は午前0時から2時間半にわたって行なわれていた。A被告とB被告の審理は別に行なわれる。

「初公判で長田被告は被害者への謝罪を述べたが、2回目の公判では自宅に女子大生を連れ込む際、性的行為を拒否されたことについては『覚えていない』と証言し、性行為の一部に同意があったとも供述しました。弁護側は、250人以上の友人から『寛大な処分を求める』という嘆願書が出ていることを明らかにし、社会的制裁を受けていることなどから執行猶予付き判決が相当だと主張しています」(全国紙司法担当)

 長田被告は同大学のサッカー部に所属していた。部員には「落とせなかった女は多数ですが、笑わせられなかった人間は1人もいない」とSNSで紹介されたこともある。長田被告を知る同大学の学生はこう振り返る。

「父親は開業医で、長田被告も期待されていたのでしょう。毎月多くの仕送りをもらっていて、バイトなどもしていなかったはず。おちゃらけ者ですが、授業は真面目に出席していた。ほかの2人の被告にも親が医者の人がいて、典型的な“ボンボン”の3人でした」

 公判では被害者の女子大生も意見陳述し、「被告らは性欲を満たす道具のようにいたぶり、もてあそんだ。屈辱的とか生やさしい言葉では言い表すことができない」「罪を認めると言いながら都合の悪いことは忘れたと言い、うそをついたりごまかしたりした」と訴え、実刑判決を求めた。

 長田被告は第1回公判後の9月29日付で滋賀医科大から退学処分が下され、A被告とB被告に対しても〈今後の裁判の動向を注視しながら、確認できた事実に基づき、厳正に対処いたします〉と発表されている。前出の学生は「学内ではこの件で研修先の病院を決めるマッチングに影響が出るのではないかという声が上がっている」という。

 判決は来年1月10日に下される。

*2024年12月18日、大阪高等裁判所が被告2名について逆転無罪の判決を下したため、一部表記を修正いたしました。

関連記事

トピックス

広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末は再婚へと向かうのか
「これからもずっと応援していく」逮捕された広末涼子の叔父が明かす本当の素顔、近隣住人が目撃したシンママ子育て奮闘姿
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
坂本勇人(左)を阿部慎之助監督は今後どう起用していくのか
《年俸5億円の代打要員・守備固めはいらない…》巨人・坂本勇人「不調の原因」はどこにあるのか 阿部監督に迫られる「坂本を使わない」の決断
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン