いとこの子供を見守るように、微笑ましい一挙一動を見せていたのも今は昔。表舞台での活躍を続ける「福くん」は、間もなく花の大学生活を迎える。キャンパスライフを送るのは、日本屈指の名門大学で──。
サクラ咲ク──日本の受験事情とその言葉がなじみ深いのは、合格発表のタイミングが毎年の桜の開花時期と重なる「早春の風物詩」だからだろう。だが、それよりも一足早く、鈴木福(18才)の元に吉報が届いたという。
「国内屈指の超名門私立大学・X大学のY学部に合格したそうです。合格発表があったのは11月の上旬。かねて、“キャンパスライフを楽しみたい”と話していましたから、喜びもひとしおのようで、親しい周囲に合格を報告しています」(芸能関係者)
通常であれば大学入試が本格化するのは年明け以降だが、鈴木は書類と面接によって合格者を選抜する『AO入試』という方法で受験したという。大学受験予備校関係者が解説する。
「『AO入試』は、“アドミッションズ・オフィス(入学選考事務局)による自由応募入試”です。一定の条件を満たしていれば自らの意思で自由に出願できる公募制入試で、書類選考と面接によって多面的、総合的に評価して合格者を決定します」
Y学部のホームページを確認すると、AO入試の倍率は約10倍という狭き門だ。
「近年、子供の頃から芸能活動をしていながら、大学進学を選ぶ芸能人は増えています。大学で学んだことを、芸能界での仕事に生かせる場面も増えたように思います」(別の芸能関係者)
社会問題や事件を入念に下調べ
鈴木が「福くん」の愛称で親しまれるきっかけになったのは、ドラマ『マルモのおきて』(2011年、フジテレビ系)への出演だ。「マルマル、モリモリ♪」とかわいらしく歌って踊っていたほっぺたの真っ赤な少年が、来年大学生になると聞くと感慨深い人も多いだろう。だが、いつまでも「幼い福くん」ではない。現在の鈴木は『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)に、不定期のゲストコメンテーターとして出演している。