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2022.12.02 16:00
NEWSポストセブン
種田山頭火「生誕140年」─終焉の地で思う「人生のしまい方」
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種田山頭火。新潟・長岡の写真館で記念に撮影(写真提供/春陽堂書店)
49歳当時の山頭火(1932年1月撮影。写真提供/春陽堂書店)
故・金子兜太氏。山頭火の55句を選び、解説した(撮影/今井卓)
日本全国を放浪しながら句作を続けた(写真提供/春陽堂書店)
山頭火、終焉の地に今も残る「一草庵」(愛媛県松山市)
句碑「おちついて死ねさうな草枯るる」。庵を見つけてくれた高橋一洵(いちじゅん)へ贈った句で、のちに「草萌ゆる」とした句も残された。書は山頭火
一草庵の縁側の欄間に掲げられた扁額(実物)
一草庵にある著名な句碑「鉄鉢(てっぱつ)の中へも霰(あられ)」。没後まもなく建立された句碑で、山頭火の髭が納められているという。書は山頭火
一草庵に近い長建寺の境内にある山頭火の句碑「もりもりもりあがる雲へ歩む」。この句を詠んだ5日後に「ころり往生」した