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ギター&ベースの天才キッズ・三宅兄妹 高い演奏力の裏に半端ない向上心

演奏からポーズまで大人顔負け

演奏からポーズまで大人顔負け

 映画やドラマ、YouTubeなど幅広く活躍するキッズスターたち。大人顔負けの彼らは普段、どんなことを考えているのか。CMやテレビ番組に引っ張りだこの三宅兄妹の兄・音太朗(10才)と妹・音寧(8才)に聞いた。

 大人と同じギターとベースを肩にかけ、小学生らしからぬテクニックで演奏する姿を見て、YOSHIKIやSUGIZOがツイッターで反応し、話題となった三宅兄妹。

 楽器を始めたのは兄が6才、妹が5才のときだ。

「オレは父ちゃんが弾いてるのを見て、ギターやってみたいなって思って、『簡単でしょ』って始めたけど、初めは全然弾けなかった」(音太朗くん)

「音(音太朗くん)と道くん(村井道奏:ドラム)がバンドするって聞いて、『え、ずるい、音寧も入りたい!』と思って、ベースを始めた」(音寧ちゃん)

 2人は朝5時半に起きて、1時間ほど朝練をしてから学校へ。帰宅後も、宿題をやってから平日は2時間前後の練習をしているというが、「練習やりたい。やらないとなまるから」と音太朗くん。その向上心は半端ない。

 2人の演奏力の高さについて、父親で音楽作家の英明さんは、「これだけの練習をしているんだから、このくらいは弾けるだろうと思ってます」と、努力型である彼らを冷静に分析する。

 取材した日は、札幌でのライブが終わった直後だったが、「ライブはみんなに聴いてもらえるのも、自分が弾けるのも全部うれしい」と音太朗くんが言えば、「だってさ、自分が楽しい音楽をやってて、みんなの前で見せるってなったら、イエーってすぐ練習始めるよ」と、音寧ちゃんも熱く語る。

 楽器を教えたのも、バンドの曲を作るのも英明さんということもあってか、音太朗くんが尊敬するミュージシャンは、「父ちゃんと自分のバンド。あとは速弾きが好きなのでイングヴェイ(・マルムスティーン、速弾きで有名なスウェーデンのギタリスト)とか……」だそう。末恐ろしい10才だ。

三宅兄妹

ロイロイロ『伝説のアルバム』絶賛配信中

【プロフィール】
三宅音太朗(おとたろう、ギター&ボーカル)/2012年8月1日生まれ。三宅音寧(ねね、ベース)/2014年4月23日生まれ。神奈川県出身2020年に、平均年齢7才のスリーピースバンド『ロイロイロ』を結成。2021年8月には初ライブを行う。CMやテレビにも多数出演し注目を集めている。

取材・文/苗代みほ 撮影/横田紋子

※女性セブン2022年12月15日号

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