国内

雅子さま、59歳のお誕生日 グローバルな独身時代、激動のご結婚後を写真でたどる

外務省の在外研修で渡英しオックスフォード大学に入学(1988年9月。写真/宮内庁提供)

外務省の在外研修で渡英しオックスフォード大学に入学(1988年9月。写真/宮内庁提供)

 ぼくが一生全力でお守りします──全国民が注目した皇太子の“お妃問題”に終止符が打たれたのは、1992年10月のことだった。雅子さまが、天皇陛下から愛のこもったプロポーズを受けられてから30年と少し。12月9日に59才のお誕生日を迎えられるこのタイミングで、グローバルな独身時代と激動のご結婚後を振り返ります。

●1966年7月 パスポート用お写真

2才の雅子さま(写真/宮内庁提供)

2才の雅子さま(写真/宮内庁提供)

 外交官だった父親の影響で、幼少期から海外暮らしの多かった雅子さま。写真は2才半の頃、ロシア・モスクワへ引っこす際のもの。“おすまし顔”にも面影が。

●1969年9月 アメリカ・ニューヨークにて

3姉妹で(写真/宮内庁提供)

3姉妹で(写真/宮内庁提供)

 妹の礼子さん、節子さんと一緒に。多忙だった両親に代わって「おねえちゃまが付いてるからね」と声をかけ、妹たちの面倒をよく見ていたという。

●1975年4月 田園調布雙葉中学校ご入学

ソフトボールに夢中だった中学時代(写真/宮内庁提供)

ソフトボールに夢中だった中学時代(写真/宮内庁提供)

 ソフトボールに夢中だった中学校時代。真っ白だったお肌も、日焼けで真っ黒になられたとか。

●1988年9月 イギリス・オックスフォード大学ご入学
 外務省の在外研修で渡英され、現地で大学にご入学。寮生活を楽しみながら、国際関係論を専攻された。

●1993年2月 外務省ご退職

ご結婚を決められ外務省を離れられた(写真/JMPA)

ご結婚を決められ外務省を離れられた(写真/JMPA)

 陛下の熱烈なプロポーズを受け、ご結婚を決められた雅子さま。6年近く勤められた外務省を離れ、皇太子妃としての道を歩み始める。

●1993年6月 ご結婚の祝賀パレード

ご成婚パレードのティアラ姿(写真/JMPA)

ご成婚パレードのティアラ姿(写真/JMPA)

 約20万人の人々に祝福を受けたご成婚パレードは、当時のNHKの中継視聴率で30%を超えた。頭上に輝くのは上皇后美智子さまから受け継がれたティアラ。

●1998年8月 石川県ふれあい昆虫館ご訪問

雅子さまの髪に蝶がとまるハプニングも(写真/JMPA)

雅子さまの髪に蝶がとまるハプニングも(写真/JMPA)

 皇太子妃となられてから5年目の、ご訪問先での一幕。雅子さまの髪に蝶がとまるというハプニングにも、おふたりで満面の笑みを浮かべられていた。

●2002年10月 御料牧場ご散策

お生まれになった愛子さまと(写真/JMPA)

お生まれになった愛子さまと(写真/JMPA)

 やがてご長女の愛子さまがお生まれになり、母としての顔を見せられるように。御料牧場ご訪問時には1才に満たない愛子さまの“お手振り”を、うれしそうに見守られていた。

●2005年1月 奥志賀高原スキー場にて

奥志賀高原スキー場で愛子さまは雅子さまからスキーを教わった(写真/宮内庁提供)

奥志賀高原スキー場で愛子さまは雅子さまからスキーを教わった(写真/宮内庁提供)

 愛子さま3才のとき、スキー場での一枚。学生時代から運動神経抜群で、スキーがお上手だったという雅子さま。雅子さまから直接スキーを教わった愛子さまも、相当な腕前だとか。

●2018年5月 全国赤十字大会

美智子さまが雅子さまの右腕に触れられた(写真/宮内庁提供)

美智子さまが雅子さまの右腕に触れられた(写真/宮内庁提供)

 2019年から令和の皇后となられた雅子さま。その1年前の全国赤十字大会では美智子さまがご退場の際に雅子さまの右腕に触れ、会場に“次の皇后”として紹介するかのような、“バトンタッチ”の瞬間があった。

●2022年2月 天皇陛下お誕生日写真

お出ましになると笑顔も(写真/宮内庁提供)

お出ましになると笑顔も(写真/宮内庁提供)

 皇后になられてから3年以上が経った。療養中ではあるものの、お出ましのたびに輝く笑顔を振りまき、回復の明るい兆しを見せられている。

撮影/雑誌協会代表取材 写真/宮内庁提供、日本赤十字社

※女性セブン2023年1月1日号

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン