堀北真希さんの実妹であるタレントのNANAMI(28)が12月12日、結婚したことをInstagramで報告した。お相手はロックバンド・SPiCYSOL(スパイシーソル)のギタリスト・AKUN(34)だと明かし、〈共に過ごしていく中で彼の優しさや愛情に救われこれからの人生を共に過ごしたいと思いました〉と幸せいっぱいにつづっている。
「NANAMIは昨年4月に俳優・栁俊太郎(31)との熱愛が報じられましたが、結婚相手のAKUNも周囲の目を引くビジュアルをしています。父親がトルコ人なだけあって彫りの深い顔立ちで、かつてはジャニーズ事務所に所属し、ジャニーズJr.内のユニット・Question?のメンバーとして活動していました。
SPiCYSOLは2013年結成で、ドラマの主題歌なども手掛けている気鋭のバンドです。人気と実力を兼ね備えていて、ファン層も広がっています」(芸能記者)
NANAMIは美容系の専門学校を卒業後、都内の美容サロンに就職。まつ毛のケアをするアイデザイナーとして働いていた。サロンの方針で開設したInstagramアカウントのフォロワーがどんどん増えていったことをきっかけに、モデルの仕事をするように。2020年3月、『行列のできる相談所』(日本テレビ)でテレビ初出演し、堀北真希の妹であることを公表した。
今でこそ堀北さんとの姉妹関係をオープンにしているNANAMIだが、かつては姉にコンプレックスを抱いていた。
「どうしても地元で噂が広まってしまい、知らない人に顔をのぞきこまれて、『ブスだった』と言われたり、堀北真希の妹を一目見ようと教室に上級生がやってきたり……。姉が有名人ということで、思春期は苦しい思いをしたようです。
今でこそ社交的な性格をしているNANAMIさんですが、あまりに注目されるせいで人付き合いに臆病になってしまった時期もあったそうです。本人も『思春期の闇だった』と振り返っています」(NANAMIの知人)
姉をめぐり複雑な感情があったNANAMI。しかし、芸能界入りに悩む彼女の背中を押したのもまた姉だった。
「思春期は苦労しましたが、決して姉妹仲が悪いわけではありません。芸能活動をするにあたって、NANAMIさんは堀北さんに相談しました。堀北さんも妹を心配しつつも、『ナナがやりたいなら、やりなさい。大変なこともあるけど、がんばって』と背中を押したそうです。
6歳差と年齢が離れていることもあって、変にツンケン対抗するようなこともなく、NANAMIさんは堀北さんを『お母さんのような存在』と慕っています」(前出・NANAMIの知人)
2020年12月にはファースト写真集『blow』(講談社)を出版。今年8月からは初のレギュラー番組『ハダカノココロ』が動画配信サービス「Paravi」でスタートした。NANAMIにとって、「レギュラー番組を持つ」というのは大きな目標だった。
「芸能界に入って、『堀北真希の妹というだけで終わらない魅力を持たなければ』と試行錯誤していたようです。恋愛よりも仕事優先という“非恋愛主義”を掲げていましたが、レギュラー番組という目標を達成したことで、結婚に踏み切ったのかもしれません」(テレビ局関係者)
姉とは違って、寿引退とはならないようだ。人生のパートナーを得て、公私ともに充実した日々を過ごすことだろう。