ついにこの子もそんな年になるのか……。親戚の子供の成長ぶりに、こんな隔世の感を抱くことはままあるが、同じような感覚をかつての子役を通して感じることもある。女優の本田望結(18才)が12月5日、所属先のオスカープロモーションの2023年新春晴れ着撮影会に出席して、新成人としての抱負と、改めて来春からの大学進学を宣言した。
「8才の時から参加させていただいていて、初めは七五三用だったんです。それがいつからか大人用の振袖を着られるようになって(成人になって)いつも以上にお祝いをしていただけた18才でした」と笑顔で語り、さわやかな青の振袖姿を披露した。
その直前の11月25日には、大阪駅前のグランフロント大阪うめきた広場に誕生したウメダ★アイスリンクつるんつるん」のリンク開きセレモニーに登場して、「(コロナ禍で)思っているような高校生活が送れなかったのですが、お姉ちゃん(本田真凜=21才)のような大学生になれるように頑張りたい」と誓っていた。
あるテレビ局関係者は「大学進学を明言されましたから、推薦入学やAO方式で進学先が決まったのかもしれませんね。もっとも学業とスポーツ、そして芸能活動の“三足のわらじ”を履きこなす本田さんですから、選択肢は広いのだと思います」と話す。本田は、兄の太一(24才)、姉の真凜の後を追うように3才からスケートを始めて、4才でデビューした芸能活動と学業と“三足のわらじ”を履いて、頑張ってきていた。
あるスポーツ紙記者は、進学先について「努力家で負けん気も強いので、これまで通りにフィギュアスケートも続ける可能性があります。となると進学先は限られてきて、お兄さんが卒業した関西大学、お姉さんが在学中の明治大学、もしくはフィギュアスケートの名門の早稲田大学か中京大学も考えられます」と解説した。現在は、姉の真凜の出身校の青森山田高の普通科スポーツコースに通学中。そのルートを考えると、明大が最有力とみられている。
ただ、前出のスポーツ紙記者は「過去に卓球の福原愛さん(34才)が青森山田高から進学していた早大も十分に考えられます」と続ける。早大といえば、何といってもフィギュアスケート五輪金メダリストの荒川静香(40才)と羽生結弦(28才)らの母校でもあり、現在の日本のトップスケーター紀平梨花(20才)も昨年に入学している。彼らは大学のスケート部に所属して、日々も大学で練習するわけではなかったが、約30年前の八木沼純子(49才)のころから早大=フィギュアの名門大学だったのだ。