アッと驚く衝撃の結末で12月18日夜の話題をさらったNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。そんな話題作に「さりげなくなんですけど全48話に出ていたんです」と語りつつ、実は確固たる存在感を発揮していたのが女優の宮澤エマ(34才)。その彼女が、2才年下の俳優・森崎ウィン(32才)と2年以上にも及ぶ真剣交際をしていることが「女性セブン」の取材でわかった。
2人の出会いは、2020年2~3月のミュージカル舞台『ウエスト・サイド・ストーリー』での共演。まさに電撃的な出会いで、その後、交際に発展していたのだ。
ある宮澤の知人は「エマさんはミュージカルへの思いが強い人で、常にご自分の喉(のど)のケアを欠かしません。そして、そんな思いが共有できる相手が良かったようで、昔から『恋人は絶対に歌が歌える人がいい』と公言していました。『ウエスト・サイド』でカップル役として共演した際に、森崎さんの歌に対する高い意識に強く感銘を受けられて、彼女の方からアタックして交際が始まったと聞いています」と明かした。
長らくミュージカル界を主戦場としていた宮澤は、これまで世間的には宮澤喜一元内閣総理大臣(享年87)を祖父に持つ“セレブ女優”として知られていた。飛躍したのは、2020~2021年放送のNHK連続テレビ小説『おちょやん』でのヒロイン(杉咲花、25才)の継母役。物語序盤ではひどい継母だったが、クライマックスの終盤にずっと陰から見守っていた善人だったという大逆転劇で再登場して、朝ドラファンの心を鷲掴みにした。
芸能関係者は「朝ドラでの好演以降、テレビドラマ出演も増えていって、今年は再びNHKの大作、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主人公・北条義時(小栗旬、39才)の妹・実衣役を演じて、完全に人気者になりました」と振り返る。
一方の森崎は、ミャンマー出身で10才のときに来日。高校時代にスカウトされて芸能界入りすると、ダンスボーカルユニット「PrizmaX」で歌手活動をしながら、俳優としても活動。2012年にミュージシャン・尾崎豊さん(享年26)の追悼映画『シェリー』で初主演。何といっても、2018年4月に日本公開された巨匠スティーブン・スピルバーグ監督(76才)のハリウッド映画『レディ・プレイヤー1』で、VR世界で機動戦士ガンダムを操る主人公の仲間役に大抜擢されて、国際派俳優として羽ばたいたことで有名だった。
来年3月には東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「SPY×FAMILY」で凄腕スパイの主人公ロイド役を演じることでも話題を集めている。
異色の経歴のカップルは、「モテモテだった森崎さんも、宮澤さんと交際を始めてからは、夜遊びもやめて一途に過ごしています」(前出・宮澤の知人)とのことだ。
宮澤が、毎日のように大河ドラマの撮影で忙しかったこの1年半、会う時間が減っても、交際は続いていた。
「2022年は本当に忙しくて、2~3週間に1回ぐらいしか会えなくなっていたようです。ここからも特にエマさんは各所に引っ張りだこで、引き続き多忙でしょう。そんな会えない日々の中でも2人はしっかりと愛を育んでいるようです」(前出・宮澤の知人)
双方の所属事務所に交際の事実について尋ねたところ、「プライベートは本人に任せています」と同様の回答だった。
『鎌倉殿の13人』では、夫の阿野全成(新納慎也、47才)を死罪で失ったが、劇中でも屈指のおしどり夫婦を演じていた。プライベートでも、森崎がそんなベストパートナーになるのか。この先は女優としてのさらなる飛躍とともに、そんな幸せの行く末も気になってくる。