第73回NHK紅白歌合戦に初出場する男女3人組のロックバンドSaucy Dog(サウシードッグ。通称サウシー)の紅一点、ドラム担当のせとゆいか(28才)が、人気YouTuberと交際していることが分かった。
Saucy Dogのメンバーは、ヴォーカル、ギターの石原慎也(28才)、ベースの秋澤和貴(29才)、そして、ドラムのせとというスリーピースバンド。
11月末の穏やかな秋晴れの日、都内の住宅街に、ブラウンのジャケットにワインレッドのワイドパンツを合わせた、せとの姿があった。隣にはイエローのセーターにダウンジャケットの金髪の男性。2人は終始親密な様子で、人目をはばからず寄り添い、手をつなぐ場面も見られた。
紅白出場が発表された直後のタイミングで堂々の2ショット。男性は何者なのか。
「YouTuberの石井裕二さんです。心霊スポットの探索などオカルト企画を配信するユーチューブチャンネル『オカルトスイーパーズ』という4人組グループで活動していて、メンバー1のイケメンといわれています。もともとお笑い芸人をされていたようですが、昨年からYouTuberに転身。
実は、少し前からせとさんと交際を始めたと聞いています。ただ、ちょっと気になることが……彼はボーカルの石原さんとも仲が良いのですが、せとさんと石原さんは付き合っていたといわれていたので……」(レコード会社関係者)
Saucy Dogの結成は2013年。拠点は大阪だった。当時は男性だけの4人編成で、今いるメンバーは石原のみ。2015年、メンバーの脱退で石原1人になり、翌年、石原が音楽専門学校時代に知り合った秋澤に声をかけ、再始動。同年、サポートドラマーを務めていたせとが正式加入して、現在の形になった。
「せとさんは加入前からサウシーのライブによく行っていて、『慎也くんの作る曲が好き』『慎也くんの声が好き』とよく話していました。当時、アパレルショップに勤めながら音楽活動をしていたせとさんは、そのショップが閉店したことがきっかけで、音楽活動を本格化させてサウシーに加入。“初代サウシー”は男性4人で女性ファンが多く、せとさんは紅一点となることに不安もあったようですが、今では同性のファンもいるほど受け入れられています。サウシーのグッズはかわいいと好評なんですが、アパレルの経験を生かして彼女が担当しているんですよ」(音楽関係者)
“新生サウシー”が世間に大きな注目を浴びたのが2021年。その年に発表された『シンデレラボーイ』の切ない歌詞が10代~20代の女性を中心にじわじわと共感を呼び、今年、ストリーミングを中心に大ヒットを記録した。現在、Billboard JAPANチャートによるストリーミングの累計再生回数は3億回を突破するなど、破竹の勢いである。人気の理由のひとつは、石原の描く実体験に基づいたリアルな歌詞にある。
「恋愛の歌詞は得意分野だと石原さんも自負しています。特に泣けるのが失恋ソングの数々で、一時期のサウシーは“失恋ソング系バンド”と呼ばれていたほど。『シンデレラボーイ』は初めて全編を女性目線で描いた楽曲だそうです」 (前出・音楽関係者)