劇作家の谷賢一氏(40)を提訴した女優・大内彩加氏(29)が12月20日、オンラインで記者会見を開いた。大内氏がネット上で被害を告発したことにより、12月16日より上演予定だった谷氏が作・演出を手がけた舞台『家を壊す -他、短編-』は全公演を中止することが決定。12月23日になって、所属事務所はマネジメント契約を終了したことを発表した。NEWSポストセブンではこの問題についていち早く取材を開始しており、大内氏の会見にも出席。彼女が訴える谷氏からの性被害は壮絶なものだった
会見では訴状をはじめとした資料が配布され、大内氏が谷氏の主宰する劇団DULL-COLORED POPに所属するあいだに彼から受けたという被害の詳細が明かされた。それによると、大内氏は日常的に身体を触られたり、ひわいな言葉をかけられていたという。谷氏からLINEで送られてきたメッセージとは、このような内容だ。
〈パンイチ間違えて送ってもいいんだど〉(2018年8月4日)
〈豪雨でずぶ濡れになって下着が全部透けてる写真送れ〉(2018年9月1日)
また、大内氏に交際相手がいることを知ったときのメッセージは以下の通り。胸を触っていることを実質的に認めるような内容にも読める。
〈大内くん、彼氏できたんだってね……おめちゃんと報告しろよ……勝手におっぱい触ってごめんね……また触っていいときあったら教えて下さい触りたいです……〉
〈ならもうおらはおめのおっぱいは触れねえな……。悲しいな……あまりにも悲しいから、次回一回だけエラーみたいな感じで触らせてくれたら嬉しいな。触り納めにするでなあ〉(どちらも2021年3月11日)
大内氏は、性行為を強要されたことも涙ながらに告発した。都内で公演があった2018年7月26日、谷氏は大内氏の当時の自宅に上がり込み、無理やり性行為に及んだという。