声優アーティスト・芹澤優。2012年、17歳の時にアニソン・ヴォーカル・アイドルユニット『i☆Ris』(アイリス)でデビューしてから10年。アイドルグループのメンバー、ソロアーティスト、そして声優とどの分野でも第一線で活躍しつづけてきた芹澤は、12月24日に『Yu Serizawa 3rd Live Tour 2022 YOUr No.1』のツアーファイナルを迎える。「クリスマス・イヴに私と一緒に過ごせるって、最高のプレゼントだと思うんですよ」と、さらりと言い放つ言葉の裏には彼女ならではの強い思いがあった──。ひとたび知れば芹澤のことがもっと好きになるというその“魅力”に迫ってみた。
──まず、今年はどのような年でしたか?
「今年は『やるぞ!』と決めたことをやり遂げた1年でした! 『i☆Ris』として10周年という節目でもあったのですが、それだけでなく私自身もしっかりと結果を残す1年にしたかったんです。10月に初めてのフルアルバム『YOUr No.1』をリリースできたのはやっぱり嬉しかったですし、2019年、2021年に続き、毎年恒例となりつつあるソロのライブツアーを今年もできたのは良かったです。
私だけじゃなく、ファンの方にとっても『今年もセリコ(芹澤の愛称)のライブで締めるか』って毎年の恒例行事になってくれたら嬉しいですね。他にも『ライブではプロンプター(出演者へのカンペ)を出さない!』とか『今年こそ運転免許をとる!』とか小さな目標をひとつずつ達成できた充実感のある一年でした」
──12月24日に行なわれる『Yu Serizawa 3rd Live Tour 2022 YOUr No.1』のファイナル、東京公演について意気込みをお願いします。
「フルアルバムを引っ提げてのライブツアーだったんですけど、地方公演はアルバムの発売前でした。新曲もたくさん収録しているのでファンのみなさんは、もしかしたらノリきれなかったかな? でもファイナルの東京公演では聞き込んでくれているので、今まで以上に盛り上がってくれると思います。……これは“圧”ですよ(笑)?
でも、私のライブが今年のライブ納めになる人も多いと思うんです。私も全力を出すので、みんなも全力ではっちゃけてほしいんですよ。一緒にライブでしか出せないアドレナリンを出しまくって、サウナじゃないですけど『ととのった~!!』って1年を締めくくりたいです!」