国内

《飯能3人殺害》斉藤淳容疑者は元映画監督、知人が回想「前途も才能もある若者だった」

逮捕された斉藤淳容疑者(時事通信フォト)

逮捕された斉藤淳容疑者(時事通信フォト)

 埼玉県飯能市の住宅街で、ウィリアム・ビショップさん(69)と森田泉さん(68)夫妻、娘の森田ソフィアナ恵さん(32)の家族3人が殺害された。12月25日午前7時過ぎ、自宅の庭先で血を流して倒れているところを発見された。同日夜、近所に住む無職の斉藤淳容疑者(40)が殺人未遂の疑いで逮捕された。警察は容疑を殺人に切り替えて、送検する方針だという。

「斉藤容疑者は、ビショップさんたちの家から50メートルほどの場所に一人暮らししていました。約1年前、ビショップさんの車に酷い傷がつけられるトラブルがあり、斉藤容疑者は器物損壊の疑いで逮捕されましたが、その後不起訴になっています。

 鈍器で何度も殴りつけるなど被害者に強い恨みを持っていたようですが、調べに対して『言いたくありません』と答えています」(全国紙記者)

 取り調べに対し、斉藤容疑者は供述を拒否しており、殺害に至った動機や認否については明らかになっていない。

 そんな中、ネット上では「過去に斉藤淳という男が振り込め詐欺事件で逮捕されており、今回の容疑者と同一人物ではないか」という情報が出回った。

 しかし、斉藤容疑者を知るAさんは「元振り込め詐欺犯というのはデマです」と断言する。

「斉藤くんは15年ほど前に映画製作をしており、その繋がりで知り合いました。彼は大阪芸術大学卒で、ある映画祭の助成対象に選ばれた監督でした。しかし、作品がクランクアップした後、編集中に思い詰めてしまったようで、未完のままスタッフとも音信不通になってしまいました。

 彼の自宅、あのニュースにも出た白い家を何度か訪問したことがあります。『親の持ち家にひとりで住んでいる』と聞いていました」(Aさん、以下同じ)

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン