もうすぐ年明け。せっかく初詣に行くなら、皇室とゆかりの深い由緒正しき神社仏閣を訪れてみては? ここでは東日本にある皇室ゆかりの神社仏閣を紹介しよう。
●明治神宮 東京都渋谷区代々木神園町1−1
近代国家の礎を築いた明治天皇の崩御を悼む国民の声から創建された神社。明治天皇と昭憲皇太后が祀られ、初詣は例年日本一の参拝者を数える。
●東京大神宮 東京都千代田区富士見2−4−1
明治13(1880)年、伊勢神宮の遥拝殿(遥か彼方から拝むための建物)として日比谷に創建された、通称“東京のお伊勢さん”。明治33(1900)年には、宮中三殿の賢所で大正天皇のご結婚の礼が行われ、いまでは縁結びの神社として人気を集める。
●熱田神宮 愛知県名古屋市熱田区神宮1−1−1
天皇陛下が宮中祭祀の四方拝で遥拝される神社のひとつ。三種の神器のひとつ「草薙剣」の本体が祀られ、形代は皇居に祀られている。「熱田まつり」と呼ばれる例祭には、天皇陛下のお使いとして勅使が訪問する。
●鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306−1
武道の神「武甕槌大神」が祭神の神社。例祭は、6年に1度、天皇陛下の勅使が派遣される勅祭と12年に1度の水上祭典の御船祭が行われる。
※女性セブン2023年1月5・12日号